古い雑誌などを片付けるためにデジタル化したいと思っていたところ、よさそうな製品が出たので購入しました。
良い点最大解像度も高く、様々な補正・調整機能があり、高画質での取り込みが可能です。
EPSON Scanの出力形式もJPEG、PFD、BITMAP、Multi-TIFF、TIFFなど多く、JPEGやTIFFはICCプロファイルを埋め込んだり出来ますし、PDFの場合は認識できた文字を透明テキストとして貼り付けたり出来ます。
PDF出力のテキスト貼り付けは、OCR機能としてはやや力不足でところどころ認識ミスがあったり、貼り付け位置がずれていたりしますが、日本語OCRは難しいので仕方がないのかもしれません。
また、原稿の傾き補正や天地自動判別の機能がありますし、複数の写真を一度に取り込んだりも出来て楽だと思います。
前の機種のGT-S600では横伸びなどの歪みがあるという噂があるので、この機種でも歪みがあるのかA4のグラフ用紙を300dpiでスキャンしてBMPで保存して確認してみました。
グラフのそれぞれの角から1cm内側~2cm内側までは
左上:横118ピクセル/cm、縦119ピクセル/cm
右上:横119ピクセル/cm、縦119ピクセル/cm
左下:横119ピクセル/cm、縦119ピクセル/cm
右下:横119ピクセル/cm、縦119ピクセル/cm
のようで、誤差を考えると歪みは無いと思われます。
≪2008/09/30追記≫縦横の比率のチェックには不十分と思えるので、さらにチェックしてみました。
グラフ用紙の4隅から縦横1cm内側に入った位置の座標はそれぞれ(274,423)、(2181,425)、(273,3140)、(2179,3142)でした。
上:1907ピクセル・16cm:119.19ピクセル/cm
下:1906ピクセル・16cm:119.13ピクセル/cm
左:2717ピクセル・23cm:118.13ピクセル/cm
右:2717ピクセル・23cm:118.13ピクセル/cm
となり、0.87%程度横長という結果でした。
誤差を考慮しても縦横の比率の違いは1%以下でしょうし、一般的な用途では問題にならないのではないでしょうか。
≪追記ここまで≫悪い点見た目のデザインはいいのですが、
実際に使ってみたのか疑問なほどレイアウトが悪いです。
USBや電源のコネクタが手前の方にあり、しかもボタンの真横という位置にあります。
ACアダプタもOAタップなどに接続しにくい位置にプラグがあります。
ボタンの位置も右下で、一見使いやすそうに見えますが、縦長で使う場合は、右手でカバーの開閉を行い左手で原稿のセットを行うことになり左手でボタン操作をしたくなりますが、ちょっと難しいです。
また
手前側が下になるように原稿をセットすると上下逆さまになってしまいます。
横長で使う場合は左手でカバーの開閉を行い右手で原稿のセットとボタン操作でやりやすくなりますが、ボタンがやや遠くなります。
EPSON Scanは割とよく出来ているのですが、
PDF出力の際の編集画面での表示が小さく、A4の原稿の場合は天地判別にも苦労するぐらいです。
編集画面から戻ってページの追加が出来ないのも不便です。
「PDFナビ」ボタンを押すとPDFナビというソフトが立ち上がり、「スキャナビ」ボタンを押してスキャンして簡単にPDFに複数まとめることが出来ます。
しかし編集とかが出来ず、
天地自動判別ミスがあると一部のページが逆さまという悲しいことになります

書籍や雑誌などをばらさずにPDFにしたい場合にはあまり使えない機能となってしまいます。
お勧めユーザープリントした写真やイラストなどをパソコンに取り込みたい人にはお勧めできると思います。
また綴じていない書類や雑誌や新聞の切抜きをデジタル化したい人にもいいと思います。
古い雑誌を片付けたい人は・・・雑誌をばらす覚悟や手間をかける覚悟があるならいいかもしれません
