3D VIERA TH-P50VT3
アニメ制作のマスターモニタとしても使われている最上位機種
キャリブレーションで正確な色再現が可能
バンディングが若干みうけられる
高画質を求めVIERA VT3-42inchに買い替え。
当初はVIERA VT3-42inchを検討していたが、2011年ボーナス商戦の値崩れにより50inchもお手頃となったのでローンを組んで購入。
■アニメ鑑賞に最適
今回のTV買い替えの背景には、アニメーション制作もAfter Effectsによるデジタル撮影時代になったというのがある。
アニメにおいても質感重視の傾向が強まり、こんにちのアニメ視聴には細かい階調表現ができるモニタが要求される。「魔法少女まどか☆マギカ」「STEINS;GATE」といった作品に代表されるように、最近のアニメはアンダーな画面作りになっており狭い色域での階調表現が視聴環境に求められている。
実際、VIERA VT3は一部のアニメーションスタジオでマスターモニタとして使われているほどの品質の高さである。VIERA VT3は3D対応が公式のウリだが、3D対応が2Dにおける画質向上をプラズマにもたらしたのである。
さっそくVT3購入後、「魔法少女まどか☆マギカ」のblu-rayを堪能したが、暗部の階調表現が昔のプラズマに比べて絶妙だ。
昔のセル時代のアニメも最近のデジタル撮影のアニメも、映画館でみるバランスのとれた絵でみることができる。
■プラズマを最適な条件でみるために
さて、プラズマテレビは環境光の調節と画質調整が不可欠。
リビングに昼白色の蛍光灯を使用している家庭は液晶のほうが無難な選択肢であろう。
筆者は電球色で照明を絞った状態か暗室環境での視聴を行っている。
筆者の設定は、ユーザーモードで「ピクチャーは+10、色温度は低~中、ビビッドはOFF、カラーリマスターON、シネマスムース弱、NR弱、明るさオートOFF、テクニカル入、輝度-低、ガンマ2.2」この状態でさらにホワイトバランスを調整している。
VIERA、VT3の明るさオート機能は便利にみえるが、省エネ重視の機能で筆者は暗めに感じ、発色が犠牲になっていると感じる。オート機能をあてにすべきでないだろう。環境光に合わせた設定をちゃんとやるべきだと思う。
■VIERA VT3のキャリブレーション
画質をもっと調整したいひとはキャリブレーションを行うべきだろう。
キャリブレーションに関しては次のblogが参考になる。
http://plasmafreak.blogspot.com/2011/12/vt3.html
ただ一般の人にはキャリブレーションは敷居が高い。
panasonicのプラズマはデフォルトだと赤と緑が派手な作りなので、赤と緑の彩度を抑えてあとはグレーがちゃんとグレーに見えるかどうかで調整していくとうまくいくと思う。
(キャリブレーションすると日立のWoooのようにナチュラルな絵作りになるハズだ。)
アニメ視聴メインの人は、代表的なアニメカラーを抽出したカラーチャートで評価するといいだだろいう。
(アニメカラーについては、http://material.animehack.jp/tools_animecolor.html)
一般論としてキャリブレーションによりVIERA VT3は撮影スタジオのマスターモニタ並みの色再現精度を得ることができる。非情にポテンシャルの高いモデルだ。
■6帖間に50inch
50inchという大きさだがすぐに慣れる。50inchの最適視聴距離は1.8mだが、この距離が確保できるのであれば、狭い部屋でも50inchを置いても問題ないと思う。
VIERA VT3は向きを簡単にかえることができ、正面からの視聴が容易だ。
■欠点
プラズマの欠点として階調表現におけるバンディングがあるが、VT3でも若干見受けられる。
目立つほどではなく、本機で目立つ場合はソースの品質自体を疑ったほうがいいかもしれない。
12人中、10人のユーザーが、このレビューを「役に立つ」と投票しています。
[データ更新日時:2012/05/25 04:20]
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