バイクツーリング用カーナビとして購入してみました。
普段はメディアプレーヤーとして卓上で利用し、ツーリングではカーナビで…という観点から、動画再生機能を持ち自立スタンドが内蔵されている同機が目に留まりました。
店頭価格が同じだったMio C525と比較しても操作性の面でC523のほうが地図スクロールや画面上のGUIのシンプルさもあってこちらを選択しました。
購入して実際に使ってみたのですが、GPS受信精度もよく、ナビゲーション機能は音声ガイダンスで本体はジャケットのポケットに入れたままイヤホンで聞くことでおおむね目的が果たせました。経路検索機能も主要道を中心に地方都市郊外の生活道路も網羅しているため、問題は出ないでしょう。ただ音声ガイダンスでは経路から外れた際に右左折を逆にアナウンスすることもあるため、ちょっと注意が必要かも?
メディアプレーヤーとしては、動作が確実で簡単操作のメディアコンバータソフトウェア(手持ちの動画ファイルを同機での利用に特化したMP4ファイル形式に変換してくれるソフトウェア)が同梱されているため、既存の動画ファイルを変換するうえでマシンパワーが十分なパソコンさえあれば、色々と活用できるかと。テレビ放送を録画したデータ程度であれば、寝ている間に複数ファイルを一括変換することもできます。動画の画質は高画質から低画質まで三種類を選べるほか、カスタム設定にも対応していますが、標準設定の低画質モードで画質を犠牲にすれば30分番組も30MB未満で収まるという高圧縮ぶり。既存のDviX5形式動画も対応しているのですが、
Dr.DivXよりもソフトウェアの安定性も圧縮性能も操作性も同梱コンバータソフトウェアのほうが上なので、色々動画ファイルを撮りためたりしている人は迷わず同梱コンバータソフトウェアを使ったほうがいいかも。なお変換したファイルはQickTimeプレーヤーなど既存のパソコン用プレーヤーソフトウェアでそのまま再生可能なMP4形式です。
またMP3ファイルには問題なく対応しており、内蔵スピーカーの音質もモノラルながら携帯機器としては音がこもったり割れたりしない品質ですので、まずまずではないかと思います。プレーヤー機能もタッチパネルのGUIがしっかりしているので、操作性も悪くはありません。内蔵バッテリーでバックライト自動消灯をオンにしておけば携帯音楽プレーヤー位に音楽を楽しむこともできます。地図表示状態でもバックグラウンド再生できるので、カーオーディオの代わりにも使えます(笑)。
さてC52xシリーズの目玉であるワンセグテレビ放送受信機能なのですが、戸外や郊外家屋の窓際などであればまずまず単体でテレビ視聴が可能ですが、都市部屋内での受信機能はほとんど期待できず外部アンテナを必要とします。にも関わらず外部アンテナ接続用のキットは別売り(?)なのが惜しいところ。GPS衛星の信号は屋内でやポケットに放り込んだままでもかなり高性能にキャッチできるために、このギャップが余計に目立つ気も…
なお操作のほとんどは画面のタッチパネルを使うのですが、同機のGUIはかなり直感的に操作しやすく、メディアプレーヤーとしてみても不満はありません。カタログ上では明記されていないのですが、ノーブランドSDHC4GBカードを認識しました。一応カタログで動作が明記されているSDHCではない2GBのSDメモリカードでも付属ソフトウェアの低画質モードで変換した動画ファイル十数時間分が収まるので、不都合はないとは思いますが…
デジタルカメラ(
サンヨーXacti DMX-CA6)の撮影画像確認用としても利用できましたが、6メガピクセルのデジタルカメラ画像を拡大表示させようとしたらエラーになります。サムネイル表示では問題はありません。デジタルカメラで撮影した動画再生では640×480の30fpsでコマ落ちが出るのですが、内容確認という意味では使えなくはありません。
--3ヶ月目追加レビュー----ちょっと早いのですが、購入後3ヶ月目レビューを…
まず現状なのですが、メディアプレーヤー時々バイクカーナビという扱いは変わっていません。
動画再生では、SDHC4GBのSDカードにMP3や動画のファイルを山盛り放り込んで、寝床でぼーっと動画を眺めたり、洗濯物を干しながら音楽を聴いたりとか、なんかカーナビ以外の使い方をしています。
なお、自作で革製ベルトポーチ(自己紹介写真に写ってるの)を作ったのですが、軽量かつ凹凸の少ない外観で比較的画面の大きい本機においては、バッテリー駆動でちょっと腰に下げて近隣市町村をバイクで走り回るのに向いていて、また日常生活で何かのついでにメディアファイルを視聴したりする上でも必要十分な性能…と満足です。
ワンセグ放送は、私の住んでる地域的なものなのか立地条件によるものなのか、相変わらず期待できません。そこは将来電波状況が良くなるかも…とか根拠のない期待で自分をごまかしています(漏電中)。
地図とナビゲーションに関しては、特に不満はありません。
休日のツーリング予定を立てるのに、卓上で突っつき回して目的地の周辺施設を検索するのも持ち運びが楽な本機ならではの楽しみ方かも。
電話番号検索では、ちょっと気になる店の広告に書かれた電話番号から、店の位置を調べることもできるなど、案外便利です。
しかし名称検索は…なんか「ホントに使えるの?この機能」って感じで、今のところ使えたためしがない…操作間違ってんだろうか。
なお、パソコンには標準的なミニUSBケーブルで接続できます。
接続するとストレージデバイス(USBメモリやメモリカードなどといっしょ)として認識されますが、SDカード挿入状態では、メモリカードリーダーとしても認識されます。
メインメモリには4GBがある本機ですが、マップデータなどでほとんど使用済みで、数百メガバイト程度の空きがあります。この隙間に、普段聞く音楽などを入れておけば、メモリカードを挿入しないでも音楽再生(たぶん容量が許すなら動画も)が可能です。
ただし間違っても内蔵データは弄らないほうがいいかと…付属DVDにはマップデータのバックアップもあるのですが。
ところで内蔵データの中には、音声ガイダンス用のWAV形式の音声ファイルがあります。こいつ差し替えたら「ナニワのナビ」とか「茨木弁ナビ」とかになったりして…
(2008年7月12日)