Core i3-2120T BOX
ファンレスチャレンジ! Core i3 2120T
TDP35Wでファンレス無音PCも逝ける凄さ
特にありません
このレビューはconeco.netの体験レビューです。
このたびconeco.netの体験レビューにて「NOFAN CPU低電圧化チャレンジ」のレビューアに選出頂きありがとうございます。
今回は、Intelチームの一員としてがんばりますので、よろしくお願いします。
NOFAN CPU低電圧化チャレンジ Intelプラットフォーム
「NOFAN CPU低電圧化チャレンジ」は、NOFAN CR-95CファンレスCPUクーラーを使ってのチャレンジとなりますので、徹底的に省電力そして静音性にこだわっていきたいと思います。
ということで、今回本チャレンジに使用するCPUは、
Intel Core i3 2120T
TDP35Wという省電力性に優れたCPUを選択しました。
まずは、「NOFAN CPU低電圧化チャレンジ」の結果を先に記し、その後本CPUを使った使用感を記したいと思います。
(1)チャレンジPC構成
【CPU】Intel Core i3-2120T
【M/B】ASRock Z68M/USB3
【CPUクーラー】NOFAN CR-95C
【メモリ】A-DATA XPG Gaming Series AX3U1600GC4G9-2G (PC3-12800-4GBx2)
【ビデオカード】CPUオンボード
【SSD】CFD CSSD-S6M64NM4Q
【電源】Owltech Seasonic Xseries Fanless PowerSupply 400W (SS-400FL)
【リアFAN】なし
【フロントFAN】なし
【トップFAN】なし
【サイドFAN】220mm×1
【ドライブ】TSST SH-S223
【ケース】IN-WIN TRACK
【OS】Windows 7 Home Premium 64bit
(2)チャレンジマシンコンセプト
本PC構成は、CPUの低電圧化、PCの省電力そして静音化の3本柱を掲げてパーツ選定を実施しました。
今回使用したNOFAN CR-95Cは、ファンレスCPUクーラーとなっていますので、まずケースのファンを排除し、使用電源もFANレス仕様としました。
ただし、システムの安定上、サイドファンだけは取付ましたが、基本ファンレス、無音PCを目指し、本チャレンジを実施しました。
(3)定格チャレンジ(FAN動作ON)
CPUのセッティングは、Autoでかつデフォルトのまま測定を実施しました。
◎室温:17.5℃
◎動作クロック:2.60GHz
◎アイドル時の消費電力:36W
◎ファン:サイドFAN動作ON
◎定格電圧高負荷時(OCCT4.0.0動作時)のコア温度:Core #0:43℃/Core #1:45℃
◎定格電圧高負荷時(OCCT4.0.0動作時)の消費電力量:59W
(4)定格チャレンジ(FAN動作OFF)
上記(3)で非常に安定した動作であった為、完全ファンレスPCで試してみました。
◎室温:17.5℃
◎動作クロック:2.60GHz
◎アイドル時の消費電力:31W
◎ファン:サイドFAN動作OFF
◎定格電圧高負荷時(OCCT4.0.0動作時)のコア温度:Core #0:52℃/Core #1:55℃
◎定格電圧高負荷時(OCCT4.0.0動作時)の消費電力量:57W
完全ファンレス、無音PCで試してみたところ、負荷時におけるCPU温度が約10℃上昇はしましたが、OCCT4.0.0は無事1時間完走しました。
やはりTDP35W CPUは素晴らしいですね~。それに80PLUS GOLD認証電源も一役かっているのかもしれません。
(5)低電圧化チャレンジ
低電圧化ということで、いろいろ調整してみました。
今まであまり低電圧にこだわっていなかった為、いざやってみると奥深いですね。
OCCT4.0.0が完走でき、省電力化した設定は以下のようになりました。(下手ですみません)
・CPU Voltage Offset :-0.150V
・DRAM Voltage :-1.05V(1.650V→1.545V)
・PCH Voltage :±0V(1.059V)
・VTT Voltage :-0.195V(1.057V→0.862V)
・CPU PLL Voltage :-0.246V(1.794V→1.548V)
・VCCSA Voltage :±0V(0.925V)
・IGPU Voltage Offset :-0.150V
・その他 :デフォルト
◎室温:18.8℃
◎動作クロック:2.60GHz
◎アイドル時の消費電力:30W
◎ファン:サイドFAN動作ON
◎電圧を下げた高負荷時(OCCT4.0.0動作時)のコア温度:Core #0:40℃/Core #1:42℃
◎電圧を下げた高負荷時(OCCT4.0.0動作時)の消費電力量:50W
◎削減したワット数:9W(削減率15%)
何とか高負荷時で50Wは切りたかったのですが、残念ながら現状ではこれが限界といった状態でした。
ただサイドファンを1基回したものの、高負荷時でも動作温度が40℃前半で収まったのは、大変良かったと感じています。
前半は、低電圧化チャレンジについて記しましたが、これからはCore i3 2120Tの総合的な使用感について記したいと思います。
(6)パッケージ&付属品
パッケージは既に発売されているCore i7 2600KやCore i5 2500K等と変わりませんが、この2120Tのパッケージ表面には、以前発売されたCore i3 2100Tと同様に35Wと強調するように記載されています。
付属品は、
・リテールクーラー
・冊子
・エンブレムシール
となっており、内容的には変わらないものの付属のリテールクーラーはとても小さくなっています。
◎Core i7-2600Kリテールクーラー重量:262g(実測値)
◎Core i5-2500Kリテールクーラー重量:262g(実測値)
◎Core i3-2100Tリテールクーラー重量:111g(実測値)
◎Core i3-2120Tリテールクーラー重量:123g(実測値)
Core i3 2100Tと同じかと思っていましたが、微増となっています。
(7)動作パフォーマンス
ここではベンチマークを走らせたパフォーマンスを記しますが、今回はビデオカードを使わず内蔵のオンボードGPUを用いたので、グラフィックは非力ですが、これがCore i3-2120Tの実力です。
(A)Window 7エクスペリエンス インディックス
・プロセッサ:6.9
・グラフィックス:5.2
・ゲーム用グラフィックス:5.9
(B)3DMark06
・3DMark Score:3099 3DMarks
・SM2.0 Score:1019
・HDR/SM3.0 Score:1221
・CPU Score:3139
(C)3DMarkVantage
・3DMarkVantage Svore:P1039
・GPU Score:803
・CPU Score:8607
(D)CINEBENCH 11.5
・OpenGL:6.09 fps
・CPU:2.49pts
(E)FINAL FANTASY 14(LOW)
・Score=370
以前使ったCore i3 2100Tとパフォーマンスによる大きな違いはありません。以前のデータと比較して見る限り3~5%ぐらいアップしている程度でしょうか。
(8)ベンチマーク時の動作温度
上記(3)~(5)でのOCCT4.0.0テストでもTDP35Wが効いて動作温度が低いことが解っていますが、参考の為、上記(7)で行ったベンチマーク動作時におけるピークコア温度を記しておきます。
尚、測定時の室温は、19.1℃です。
【Core i3 2120T 定格2.6GHz】
(A)Window 7エクスペリエンス インディックス:46℃
(B)3DMark06:40℃
(C)3DMarkVantage:42℃
(D)CINEBENCH 11.5:42℃
(E) FINAL FANTASY 14(LOW):38℃
(9)その他
現在1万円を切る価格で販売されているCore i3 2120Tですが、省エネが叫ばれている昨今では、この低消費電力仕様のCPUは、非常にニーズの多いものであると考えます。
通常使用する程度なら十分なパフォーマンスを有していますし、ゲーム用途以外であれば非常に良いCPUだと感じます。また今回の低電圧化チャレンジでも解るように、今回選定したような仕様であれば通常使用で50W以下であり、NOFAN CR-95Cを使えば、超静音仕様である無音PCも可能です。
さまざまなシーンで活躍できそうなこのCore i3 2120Tは、非常にお勧めです。
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[データ更新日時:2012/05/24 23:20]
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