MODU87+ EMG900EWT
これが80PLUS GOLD認証電源だ!
安定性、使い勝手、仕様、性能すべてにおいて妥協がない
ありません
このたびPCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」にて、ENERMAX EMG900EWTをお貸し頂き大変ありがとうございます。
自身、いままでいろいろなPC電源を使ってきましたが、初の80PLUS GOLD認証電源ということで、非常にワクワクしています。
また容量も900Wということで、それを活用できる環境下での検証をし、使い勝手や安定性を見てみたいと思います。
先日1200W電源のレビューをCPUにCore i7 980X EE、ビデオカードにGeforce GTX 480 3Way-SLIを使って行いましたが、ビデオカードがx16+x16+x16のフルレーンで動作させると3DMarkVantage動作時には、1,050W程度の消費電力量がかかってしまい、またOCCTでの負荷テストでは1300Wを突破し、電源が落ちてしまうということが解っています。
よって今回の900W容量の電源は、以下の環境下で検証してみたいと考えました。
◎CPUにCore i7 875Kを使いM/Bは、P55チップセット、ビデオカードはGeforce GTX 480 2Way-SLIをx8+x8のレーン構成で動作させて、この80PLUS GOLD認証電源 ENERMAX EMG900EWTを使いベンチマークテスト時やOCCTによる負荷時の安定性を見てみたいと思います。
早速、以下環境にて使ってみましたので記します。
[動作環境]
CPU:Inte Core i7 875K
M/B:FOXCONN Inferno Katana GTI
CPUクーラー:GELID Tranquillo(FAN:GELID SOLUTIONS WING12PL-BL)
メモリ:GeIL GB34GB1333C9DC (DDR3-1333 PC3-10660 2Gx2=4GB)
ビデオカード:WinFast GTX480
SSD:Kingston SNV125-S2/30G
電源:ENERMAX EMG900EWT 900W
ドライブ:LG GGW-H20N S-ATA BDドライブ
ケース:Antec Six Hundred SE
ケースFAN:Six Hundred SE標準搭載品(上部20cm,前面12cm,背面12cm)
OS:Microsoft Windows 7 Home Premium 64bit
(1)パッケージ及び付属品
本製品のパッケージは、同容量の電源としてはやや小ぶりです。
これは、電源のサイズが900Wという容量を持ちながら製品のサイズが、150(幅)×175(奥行)×86(高)mmと同容量を持つ他社製品より同じかやや小さいことが挙げられます。
容量が大きくなればサイズも大きくなるので、900Wという容量このサイズは非常に扱いやすいと感じました。
【付属品】
・マニュアル(日本語表記有り)
・ENERMAXの小冊子
・電源ケーブル(サイズは2SQ)
・脱着ケーブル7本
・収納袋
・電源ケーブルガード
・マジックテープ2本
・ENERMAXロゴシール
【取りつけ前に気付いた点】
PCケースに組み込む前に製品、付属品単体で調べ気付いた点をまとめます。
◎直付けのケーブルは、メイン24pin、CPU補助8pin、CPU補助4+4pin、PCI-E6+2pin×2となっており、長さは約55cmです。
◎搭載FANは、139mmでFANカラーはGOLD、LED等は搭載されていません。
◎本製品のパッケージには900Wと容量が記載されていますが、マニュアルでは最高電力推奨1100Wとなっており、一般的な電源では10%程度のアドバンテージがとられるところ本電源では20%程度アドバンテージが見込まれています。
◎付属の電源ケーブルは、2sqの太さとなっており、容量を最大限使用しても安心のサイズとなっています。(仮に1000W出してもケーブルが熱くなることはないサイズですね)
◎脱着ケーブルは、一般的にSATAコネクタ用とペリフェラルコネクタ用とでケーブルが分かれているのが一般的ですが、本付属の脱着ケーブルでは1本のケーブルで混在しているケーブルが、2本付属しています。これはPCケース内の配線を行う上でケーブルを最小限にできる非常に良いアイデアであり、使い勝手を考慮したものになっています。
またPCI-Eのケーブルは6+2pinが2本1セットとなっており、これも非常に扱い易く、ケース内のエアフローにもとても良い設計となっており、流石ENERMAX、素晴らしいと感じました。
◎付属の脱着ケーブルについて上記で触れましたが、その他の付属品もデザイン面、扱い易さの面、そしてコードガードを付属させる安全面と全てにおいて満点と感じました。
ここまででも十分満足できる製品ということが解りましたが、次は早速動作させてみました。
(2)組み込み~動作
早速PCケースへの組み込み、動作環境にて動かしてみました。
【配線】
脱着ケーブル、直付けケーブル共にケーブルの柔軟性は中程度だと感じました。
梱包時からの癖取りは少し時間がかかるものの、配線しにくい感じはありませんでした。
【エアフロー】
搭載の139mmFAN部より吸気し、背面部のメッシュより排気となります。電源内のエアフローはこれのみとなりますが、シンプルでかつ一番効率的なエアフローがとても良いと感じました。
【動作音】
FANが回っていることを感じないぐらい静かです。
また動作においては、PCシャットダウン後に30~60秒程度周り続け、排熱を除去するようになっています。
小さな配慮ですが、これは大事ですね。
【コネクタ】
メインの24pinは、一体式となっており一般的に良く見られる20+4pinのように分割されていません。
よってM/B側のコネクタ接続が容易になっています。
これは、この電源は小さなPC用ではなくパワフルなPC用ということを意味していると感じます。
(3)負荷テストでの安定性と動作挙動
最初の検証として動作環境におけるGeforce GTX 480を使った電源の安定性と動作挙動を見てみました。
今回負荷として、3DMarkVantageとOCCTを使っています。
【Core i7 875K+Geforce GTX 480(シングル)】
◎アイドル時
・消費電力量:83W(ピーク時)
・動作時の室温:24.0℃
・排熱温度:25.3℃
・吸気温度:25.0℃
◎3DMarkVantage動作
・消費電力量:449W(ピーク時)
・動作時の室温:24.0℃
・排熱温度:31.3℃
・吸気温度:32.0℃
◎OCCT動作
・消費電力量:520W(ピーク時)
・動作時の室温:24.0℃
・排熱温度:31.3℃
・吸気温度:32.0℃
・力率:99~100%
本動作における負荷率(公表容量と消費電力量比)は、58%と、電源としては50%前後が一番効率が良い使い方と言われるます。
本動作時においては、不審な挙動もなく、動作も安定しており非常に良いと感じる一言でした。
【Core i7 875K+Geforce GTX 480(2Way-SLI)】
◎アイドル時
・消費電力量:129W(ピーク時)
・動作時の室温:24.0℃
・排熱温度:26.4℃
・吸気温度:26.0℃
◎3DMarkVantage動作
・消費電力量:591W(ピーク時)
・動作時の室温:24.0℃
・排熱温度:31.6℃
・吸気温度:32.8℃
◎OCCT動作
・消費電力量:700W(ピーク時)
・動作時の室温:24.0℃
・排熱温度:32.5℃
・吸気温度:33.5℃
・力率:99~100%
本動作における負荷率(公表容量と消費電力量比)は、78%となりますが、電源は安定状態を維持しております。
またGeforce GTX 480の消費電力量は、250Wなのに対し、OCCTでの消費電力量差は280Wなので、排熱量と消費電力量の関係を見ると非常に良い効率であると考えられます。
また力率もほぼ100%に近い数値を示し、アクティブPFCがしっかりと機能してメーカー公表値通りであることも確認できました。
(4)その他
ENERMAX EMG900EWTを使ってみて全てにおいて満足の得られる製品であり、妥協を許さないENERMAXの電源作りの凄さを感じることができました。
高価な電源ですが、間違えない製品とはこうあるべきというのを見せつけられた本当に良い製品であると感じました。
安定性、使い勝手等々満足感の高い製品に仕上がっていると感じます。
今回は負荷率78%でしたが、第二段は更なる高い負荷で検証します。
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