THERMAL SOLUTIONでメージャーであるakasaが提供するVGAクーラVortexx neo。ATI/NVIDIAに対応しローエンドからハイエンドクラスのカードをサポートしている。パッケージにはATIハイエンドクラスのカードが HD3870(RV670XT)までのサポートになっているが、メーカではHD4850&HD4870までのサポートを謳っている。
インストは比較的簡単であるが、換装はメーカ保証がきかないので注意したい。キット内容は本体の他にサーマルパッド(RAM Chipsに使用)、樹脂製ワッシャ、ナット、サーマルコンパウンド、2-Pin変換コネクタ、図解入り英語マニュアルが付属品として同梱されている。サーマルパッドはRAMの数分(8枚)チップの大きさにカットされていた。貼り付ける面のフィルムは剥がし易いように2分割されているので装着し易かったのはありがたい。この辺の気配りは流石akasaといったところだろうか。GPUとの接地面はHD4870リファレンスに比べその範囲は広い。この製品はGPU、RAMを一体で冷やす構造だ。
サーマルパッドの貼り付け、GPUにサーマルコンパウンドを塗った事を確認したらグラフィックカードを裏がえしカードホールにネジを通す。貫通させたネジに樹脂製ワッシャを取り付け付属で入っているナットを対角上に締め付ければ取り付け完了だ。締め付けは適度(これは熟れていないと難しいかもしれない。そこそこといったところだろうか)に行わないとGPUを傷める事があるので注意しよう。
MH Benchと3DMARK06を使用してGPU温度を測定してみました。(HWMonitor使用)
テスト環境→室内温度:28℃
◆モンスターハンターフロンティアベンチマーク
リファレンスクーラー:MAX100℃
Vortexx neo:MAX79℃
◆3DMARK06
リファレンスクーラー:MAX98℃
Vortexx neo:MAX71℃
・Vortexx neo電源投入直後アイドリング:53℃
・Vortexx neo電源投入1時間後アイドリング:58℃
・リファレンスクーラーアイドリング:81℃
リファレンスのクーラーに比べてかなり冷却されている事がわかります。特にアイドリングではリファレンスと比べ20以上も温度が下がっている点に注目ですね

◆ファン稼働率
ファン稼働率は残念ながら現時点で正確に把握できていない。今回マザーのシステムコネクタからファン電源を供給しているが、GPU-Z.0.2.6では84 %→0%→84%を繰り返しています。他のToolでは検出できていないのが現状です。(ファンコネクタは3Pin且つその形状が違う為VGAに直接差し込む事はできません。)
HD4870の電圧レギュレータ冷却はサーマルパッドを媒し分厚いアルミ板からヒートシンクへ熱を流しているがVortexx neoでは冷却ファン下に開いている幾つかの穴から流れる気流で電圧レギュレータを冷却させている。
◆ノイズ
Vortexx neoは安価なクーラーながら驚く程の冷却性能を発揮していますがそのノイズはどうでしょうか。リファレンスファンでアイドリング時のGPU温度を50℃ から60℃間に保つにはファンの稼働率を60%以上にさせないと難しいと思いますが、そのノイズはかなり耳障りとなります。更に、高負荷でVortexx neoと同じGPU温度を保つには相当な高稼働を要しますので、耳障りどころの話ではなくなってしまいますね。ところがこのVortexx neoはHD4800シリーズのリファレンスファンに比べ高冷却ながら一定で低レベルなノイズを提供してくれます。今回は騒音計で計測していませんので db値での詳細な評価はできませんが、ハイエンドモデルを使用する上では納得できるサードパーティ製VGAクーラーではないでしょうか

★レビューは
コチラでも詳しく記載しています。

この製品を装着する場合はPCのエアフローに気を使いましょう。またVRMの温度を確認しておく事もおススメします。
★VRMの冷却については
コチラと
コチラにUPしてます!!