長者レビューです。
パッシブタイプのノートPC用クーラーという名目です。
ぶっちゃけ、この手のパッシブタイプのクーラーは冷却という面では期待していません。
元々、ノートPC自体が(CPU以外は)自然放熱を期待して作られている部分も大きいですし、
そんなPCへさらにパッシブタイプの簾を取り付けても冷却効果は無いでしょ・・・
それでは、何故この商品を使ってみたかったと言うと、
普通に使っていると窒息状態となっているノートPCの底面のエアフローを改善し、
これによる冷却効果を期待したのです。
実際、会社及び自宅で使用しているノートPCはデスクトップ代替型の
そこそこハイエンドノートPCであり、数時間使用していると、ノートPCの底面はものすごく熱くなります。
これが嫌なので、手が空くと、ノートPCを少し浮かして団扇で扇いだりしていました。
この商品を利用することで、ノートPCの設置方法を色々変えることができ、
どこまでこの熱問題が解決できるか?というところが気になっていました。
■計測ノートPCTOSHIBA
dynabook TX/66E
ではでは、早速計測できる範囲で温度測定をしてみました。
結局、CoreTemp0.99.5ベータによるCPU温度しか計測できませんでした。
高負荷は午後ベンチの耐久ベンチを利用しました。
設置方法は一番左の画像の通りです。
他の設置方法でもやってみましたが、結果は一緒でした。
本製品未使用
アイドル時:51度
高負荷時:94度
本製品使用
アイドル時:48度
高負荷時:94度
ちなみに、高負荷時ですが、それぞれあまりに高温になりすぎてヤバイという判断で5分程で止めてしまいました

相手(ダイナブック)が悪かったのかも知れませんが、パッシブタイプの限界ということでしょう。
ただし、アイドル時の温度が下がったというのは良い結果だと思います。
しかも、団扇等で扇いで強制的にエアフローを発生させればさらに温度が下がります。(アイドル時:46度まで確認)
メモリ等にも風が当たるようになるのでこの点も評価できます。
最後に本製品の一番のウリであろう、様々な設置方法についてです。
GigaのHPのフラッシュ動画を見て興味を持ったのですが、ちょっと騙された感じです。
分かりにくいと思い、動画に撮って見ました。
ノートPC後方部に丸い輪を作ってその上にPCを置いているというのがHPにありましたが、これは無理でした。
ノートPCが重たいというのもあるのでしょうが、本製品は単にアルミ?の棒をそれぞれ灰色のゴムで繋げただけのものなので、剛性は低く、ユーザーの思った通りの形にするのは困難です。PCの重さでペッタンコになってしまいます。
おしゃれアイテムとして良いかなぁと思いましたが、結局一番左の画像のような設置になってしまいます。
折り畳む回数を調整して、PCの角度を微調整はできそうですが・・・
■総評パッシブタイプということで、やはりと言うかあまり大きな熱量は処理できません。
しかし、ノートPC底面のエアフロー改善ということで、アイドル時の熱やメモリの熱はそれなりに処理できていると思います。
最近のUMPCなら十分かも知れません(未確認)
しかし、冷却効果を期待するならファン搭載タイプですね・・・
また、フレキシブルに色々形を変えて・・・とはいきませんでした。
結局ノートPCに隠れてしまうような設置方法となってしまう為、GigaのHPのフラッシュ動画のように見た目で勝負もできそうにありません。
この商品に対して、数千円の対価を払うことができるか?
正直、「う~ん?」です。
ただし、アイドル時程度の冷却効果及び、PCの設置角度を調整したいという場合にはお勧めできるかも知れません。
価格に納得できるのなら・・・
【20090919追記】
今年の夏、自宅ではクーラーを一度も付けませんでしたが、
この製品のお陰か、一度も不安定になることはありませんでした。
夏前まではたまに原因不明のシャットダウンがあったのですが…
やはりエアフロー改善が役立っているのだと思います。
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