この「機械」、本体には
一切メモリも大画面液晶を内蔵している訳でもありません。昨今のシリコンプレーヤと逆行し、
単体でCD・ラインイン(カセット・MD・レコード・マイク等)からMP3を生成し、USBメモリ/SDカードへボタン1つで収める というコンセプトで作られた品物です。
主たる目的は
”単体MP3コンバート”なのです。もちろんレート変換も実装。192k・160k・128k・64k に対応しています。PCを通さない為、安物音源カードよりは遥かに綺麗な音で変換が可能です(編集は限られてしまいますが)
が、私のそもそもの購入目的は
”再生専用ジュークボックス”としてです。仕事の間、一日中音楽を流していましたが(「聴く」ではなく「流す」です)、20連奏CDプレーヤが段々レーザ部分が駄目になり読まないCDが出て来てしまいました(レーザ物の宿命・・・)。
何か無い物か考えていた所(使わなくなったPCをジュークボックス...と言うのは却下されました...)このマシンを見付ける事が出来ました。
この
HMR-1、再生はWMAにも対応。しかもMP3は8~320k、WMA32~160k。メディアはマスストレージクラスUSB
(所謂USBメモリ等)・
SDカードと、まるで
「他作成のソースをどうぞ」と言わんばかりの作りなのです。
私の20連奏CDプレーヤがスクラッチングしていたCD達を取り出しPCのツールでWMA 128k変換。お気に入りCDも変換して余っていた1GのUSBメモリに放り込み
HMR-1に挿した所、連奏し始めてくれました。シリコンプレーヤの強み「機械動作部分が無い」という壊れにくさ・静かさから「コレは当たり!」と思った次第です。据え置きですので、ACアダプタで動かしていますが
熱も持たず(ACアダプタも熱くない=
省電力)本立てのスキマに置いても大丈夫なのではないでしょうか?
据え置きで音楽流しっぱなしにする個人ユーザはかなり多いと思います(要らないPCでジュークボックス作る方が居られる位ですから)。が、そういった方のニーズとして「大画面液晶要らない・大きさ特に拘らない・リモコンやめて・記憶容量 安く大きく」こんな感じです。昨今のプレーヤは高価なバッテリと多色液晶で高容量を求め様とすると とても高価になります。
しかし、そこへ一石を投じてくれたのがこの機械だと思います。コンバータとしてだけ見るならば平凡です。が、再生ジュークボックスを求めるユーザならば 昨今急激に安くなった
USBメモリ・
SDカードを幾つか差し替える事で容量の壁は簡単に突破出来ます。要らない機能を省いた為 発熱しない本体・ACアダプタは何処へでも安心して置いておけます
(冷却ファン・孔もありません)。
なにより、
”電源プチン”をしても、モノがシリコンプレーヤですのでファイルもシステムも無傷という安心感があります(笑)
残念ながら
DRMには非対応・
SDHCにも非対応との事(マニュアル記載)。是非オンライン購入した音楽も再生出来る様に対応Ver.をメーカの方には望む所です。
また、こちらの製品の(メーカ側)ターゲット層からすると、液晶画面が少々小さ過ぎます。別に多色・高コントラスト画面は求めていません。電卓にもデカ液晶がある様に、単色・有機ELライトでかまいませんので 大きな単色液晶を採用すべきでした。