GALAXY SII WiMAX ISW11SC (ノーブルブラック) 【機種変更】
au初のGalaxyは期待通りの性能
高性能・WiMAXとテザリング・大容量内蔵フラッシュメモリ
デカイ・ボタン配置・タッチパネルが過敏,通知LEDが無い
au から発売された初のGalaxyシリーズ,ISW11SC.
Galaxy SⅡ WiMAX の別名の通り,WiMAX対応のハイスペックスマートフォンです.
発売日にヨドバシカメラで購入,IS03からの機種変更で57960円でした.
他機種に比べると少し安めです.とは言えパッと出せる額では無いですが^^
本製品に機種変時,SIM(auIC)カードがVer.1の方はVer.2に変更必須です.
※SIMカードのバージョンはカード自体にプリントされています.
手数料は無料でしたし,Ver.2のカードは前の端末でも使用できましたが,
auの端末はSIMカードのインプリンティングがあるので,
これを解除してもらわないと以前の端末で新しいSIMは使えません.
私の場合,機種変時に持ち込んだIS03は無料で解除してもらえましたが,
それ以外のガラケーなど古い端末は要ICカードロッククリア(2100円だったかな?)です.
簡単なスペックはこちら.
OS : Android 2.3.6
CPU: 1.4GHz 2core (200MHz~1.4GHz)
RAM: 1GB (User 約800MB / VRAM等 約200MB)
画面: 720x1280 有機EL 4.7インチ
GPU: Mali-400MP
ROM: 内蔵 2GB+11GB ※詳細は「おまけ」で
外付メモリ: microSD 2GB同梱 (/mnt/sdcard/external_sd,32GBまで対応)
電池: 1850mAh Li-on
カメラ: メイン800万画素/ サブ200万画素(CMOS)
備考: WiMAX,Bluetooth(v3.0+HS),テザリング(WiFi/USB),NFC,
Eメール(@ezweb),Cメール対応 など
機能:
高性能Android端末の代名詞となりつつあるGalaxyですが,
本製品もその名に恥じない性能を発揮してくれます.
ベンチマークソフト Quadrant Standard のスコアは貫禄の4000超!
このソフトの結果はバラつきが大きいので何度か試行.
実は一度4479を記録したんですが,その時のスクリーンショットを
残してなかったのでこちらは非公式ということで^^;
Quadrant Standard スコア
・ISW11SC :4132(最大値/SD無時) ~ 3564(最小値/SD挿入時)
(参考)
・GalaxyTab(2.3.3) :1619
・IS03(2.2.3) : 754
WiFiテザリング速度(speedtest.net,バックグラウンド回線別)
・Down 1.52Mbps / Up 1.99Mbps @[WiMAX Down 2.45Mbps / UP 3.68Mbps]
・Down 1.23Mbps / Up 0.20Mbps @[ 3G Down 1.49Mbps / UP 0.71Mbps]
※[]内は携帯上での計測結果
画面:
4.7インチの大きな画面は有機ELで,かなり濃い目の発色です.
個人的にはあまり濃い発色は品がなく感じてしまうので好きじゃないですが^^,
色がくっきり出るのでベタ塗りなんかは綺麗には見えます.
噂のPenTile配列のようですが,高解像度が効いてるのかそれほど気にはなりませんでした.
簡単にではありますがフォントや画面の発色を選べたりするのは嬉しいです.
また,HDではないGalaxyS2LTEと比べると,メニューなどフォントの表示が小さめになります.
が,個人的にはそれで丁度いいくらいで,LTE版の方は文字が大きすぎる感じがします.
あと,地味にいいのが通知領域のアイコン数がS2LTEとはかなり違います.
HD解像度を持つISW11SCでは通知アイコンが6つまでグループ化されずに表示できます.
通知用LEDの無いGalaxyでは通知アイコンはメールの着信などを知る為にも重要な部分で,
ここがグループ化されてしまうとかなり面倒です.
通知アイコンの多さは普段使う上で高解像度の有難みを実感できる部分だと思います.
筐体:
昨年末にdocomoから出た兄弟機,Galaxy S2 LTE(SC-03D)よりも更に縦に長くなっています.
サイズがかなり大きい上,重心が真ん中なので(Nexusのように下側偏重心じゃ無い),
片手で全面を操作するためには手の中で重心移動させながらでないと落としてしまいそうです.
私は普段から片手操作なので,慣れるまでは大変でした^^.
地味に不便なのが通知用のLEDが無いことです.
このシリーズでは前々から指摘されていた点ですが,この製品でも結局付けられませんでしたね.
新着通知や充電状態などは画面上で確認するなりアプリで工夫するなりする必要があります.
ストラップ穴はなく下面にmicroUSB,上面にイヤホンジャックがあり,共にカバー無しです.
操作ボタンは3ボタンタイプ(メニュー/ホーム/戻る)で,
ホームのみハードキーで,他はタッチパネルとなっています.
どうせなら全部ハードキーがよかったですね.
検索ボタンがないタイプですが,メニューボタン長押しが検索ボタンの代わりになります.
右サイドにある電源ボタンは出っ張りが少なく微妙に押しにくいです.
加えて反対側に音量調整ボタンがあるので押そうとしたときに音量調整が誤爆しやすい気がします.
ハードキーのホームボタンでもスリープ解除出来るのでそちらを使ってます.
※ 1/26修正
大変すみません.ストラップ穴ありました(汗.
左サイド最上部,音量ボタンの上にある穴がストラップ穴です.
電池の持ち:
スマートフォン最大の泣き所,バッテリーの持ちですが,
容量1850mAhの大容量バッテリーの成果か,満充電の状態から
WiFi接続(屋内のAP)に繋いだ状態でWeb検索・アプリインストールなど
操作しっぱなしで電池残量100%→50%まで2時間30分くらいでした.
かなり持つ印象です.以前まで使用していたIS03とは雲泥の差ですね^^.
電池残量に応じてGPSや画面照度を自動で落とす省電力モードもあり,
日常生活の中で普通に使うだけなら1日くらいは十分大丈夫そうです.
他に嬉しい点として,電池残量のログ機能を標準搭載しており,
WiFiや画面がONになっていた期間,充電していた期間の他,
回線の電波状況を電池残量の変化と並べて見ることが出来ます.
操作感:
高性能機だけあってアプリの起動速度や処理速度など端末に待たされる感はほとんどなしです.
IS03でずっと不満だった,アプリ一覧の読み込みの遅さなども全くありませんし,
指の操作に対するスクロールなどの反応も軽快で,むしろ指に先んじて動こうとする感じです.
スムーズには動きますが,もう少し指の操作に忠実な感じだといいですね(特にブラウザ).
タッチパネルの反応はかなり良いです.が,ちょっと敏感すぎな感じがあります.
指に感触がほとんどない程度の軽い接触でも反応しますので,
「あれ,今触ったっけ?」ということが結構あります.
またスクリーンが下いっぱいまで確保されている分ボタンエリアが狭く,
画面が大きいこともあり下部のボタンが遠いため,
メニューボタンをタップに行った指がスクリーン下部タップとして認識されやすいです.
これらは両手で扱う方ならあまり問題にならないでしょうが,片手操作時は気になる点です.
その他・まとめ:
高性能・WiMAX・テザリング対応で電池もある程度大丈夫.
スペック上は文句のつけようのない本製品.
ただやはり大きく薄いので手の中で落ち着かせにくく,
片手で使う方の評価は分かれそうですね.
おサイフケータイを便利に使っていた身としては,
コレと言った使い道が無いNFCは残念ですが,
こちらは今後に期待ということで.
ボタンの押しにくさやスクロールの過剰な加速感など気になるところなど
気になる所を挙げようと思えばありますが,その辺りは発展途上のスマートフォン,
どの機種を選んでも同じでしょう.
ベンチマーク結果を見ただけでも満足出来るほどの他を圧倒する性能は,
本製品を選ぶ理由になりそうです.
最後に一言,auのロゴは正直前のヤツのほうがずっと良かったと思います^^
このロゴを上段中央にドンとプリントするのは正直ダサイと言うか趣味に合わない….
せめて目立たないように端っこにしてくれればよかったのに.
1/26 追記:
好感が持てる点として,標準のカメラアプリが使いやすい点が挙げられます.
IS03標準のSHカメラの場合,反応の悪いタッチパネルでスライドしたりタップしながら
設定を一つ一つ切り替える必要があり,アプリを終了させるとマクロなどの設定が解除されたりして
毎回マクロ設定やフラッシュライトなどを再設定するのが大変ですが,
ISW11SCの標準カメラは画面上部にカスタマイズ可能な4つのボタンが付いており,
よく使う設定を簡単に切り替えられるようになっています.
また,電池容量20%になると起動すら出来なくなる(強制終了する)SHカメラと違って,
ISW11SCでは電池容量15%以下でフラッシュ無効,5%以下で強制終了と
最後の最後まで頑張ってくれます.
逆に悪い点は,GPSの感度が悪いことです.
精度は出るときは出るのですが,屋内では現在位置が検出不可能になったりしやすい印象です.
IS03で5秒程度で現在位置を検出出来る場所でも,ISW11SCだと検出不可という場面が結構あります.
WiMAXの感度は(表示を信じるなら)NECのWM3500Rよりやや悪い程度でしょうか.
WM3500Rが強度2(MAX3)で安定していた位置で,ISW11SCは1~2(MAX5)でフラつくくらいになります.
# WM3500Rの方の回線を解約しちゃったので速度比較はできないんですが…^^
他に,スリープからの復帰時間が若干遅いです(1秒程度).
ボタンを押してから画面が点灯するまでに1秒くらい間があります.
その位待てよ!と言われればそれまでなんですが^^.
前まで使ってたIS03が液晶の点灯自体はすぐだったのでちょっと気になりました.
おまけ:
外部SDカードの扱いについて書き忘れたので追記で.
昔の機種と比べると内臓ROM容量が急に大きくなったことが気になった方向け.
簡単に言うと,旧機種で言う外付けmicroSDカード11.2GB分を最初から内臓していると考えて大丈夫です.
一応付いているmicroSDカードスロットは,さらに容量がほしい人向けです.
以下,ちょっとややこしくてマニアックな話なので興味ない人はスルーで.
ついでなので,au公式では11GBで紹介されている内臓メモリが
サイトによって16GBと書かれていることにも触れておきます.
・IS03の場合
公称内蔵メモリ 512MB
→ 約512MB /data (アプリのインストール用等)
→ 約350MB /system (OSやフレームワーク等)
→ 約200MB~ 一時ファイル用他いろいろ(実際はもう少しややこしいみたいです)
外付けmicroSD ~32GBまで
→ 全容量 /mnt/sdcard
・ISW11SCの場合(最近の端末)
公称内臓メモリ 約11GB
→ 約2GB /data (アプリのインストール用等)
→ 約850MB /system (OSやフレームワーク等)
→ 約300MB /cache (キャッシュ用)
→ 約400MB~ 一時ファイル用他いろいろ
→ 残り約11GB /mnt/sdcard (「ユーザメモリ(本体)」,旧機種で言うmicroSDに当たる)
外付けmicroSD ~32GBまで
→ 全容量 /mnt/sdcard/external_sd
という割り当てになっており,フラッシュメモリ自体は16GB積んでるんだけど,
実際は用途別に分けてるので11.2GBがユーザーが使える領域としてau公式に書いてあるわけです.
IS03の頃の書き方に合わせると,「内臓ROMが2GB,SDカード11GBを内臓し,さらに外部microSDを追加できる」
となります.
こっちの管理方法の方が外付けmicroSDカードをアプリのインストール先ではなく
単純なデータタンクとして利用できるので利便性は高いと思います.
IS03の頃の管理方法だとmicroSDにアプリの設定ファイルや一時ファイルなどが蓄積されていくので
microSDを差し替えるとトラブルになりやすいです.
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