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Athlon 64 X2 5000+ Black Edition BOXのレビューと評価

tdamさん

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[CPU] AMD

Athlon 64 X2 5000+ Black Edition BOX

みんなの評価 みんなの評価:5.5 / 5.0 (8商品レビュー)
購入価格:¥11,498 購入日:2008年2月 購入店:九十九電機
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►レビュー数:8件

倍率変更可能な「遊べる」デュアルコアCPU

通常の用途には十分な性能・倍率変更可能でいろいろ遊べる

OCマージンがCore2に比べて低い(昇圧しないと3.2GHzまでは回らない・・・)

黒を基調としたクールなパッケージ 側面からCPUが見えています
HPの激安サーバーML115の改造企画第三弾ということで、Athlon64 3500+(2.2GHz)からの換装をするためにAthlon64 X2 5000+ BlackEdition(2.6GHz)を購入しました。
九十九電機での購入価格は11498円で、OPNはADO5000DSWOF(リビジョンG2)でした。
※本製品の場合、オーバークロックはもとより、ML115に乗せて動作することも保障されていませんので、すべては自己責任になりますのでご注意ください。

本製品の最大の特徴は、定格倍率が13倍なのですがそれ以上の倍率が自由に(自己責任で)設定可能であるということです。通常のCPUは最大倍率が固定されており、オーバークロックにはFSBを上昇させることが通例ですが、本製品はFSB(AMDの場合ベースクロック)を変更しないでオーバークロックが可能です。そのため、FSB上昇のようにチップセットやメモリに負担をかけずにオーバークロックを楽しむことができます。

今回、ML115はBIOSでの電圧設定値が最大1.35V、最低0.80Vということであまり上方向のマージンがなく、基本的に定格電圧でどこまでまわせるかを試してみました。マザーボードがオーバークロック用には作られていないものの、BIOSやフリーソフトのCrystal CPU IDで倍率やコア電圧を制御することができ、今回はCrystal CPU IDを利用させていただきました。本ソフトでは負荷に応じて自由に倍率とコア電圧を設定できますので、高負荷時のオーバークロックと、低負荷時の省電力化を同時に実現できます。

また、CPUクーラーが付属しないため、新規にPCを組もうという方は別途CPUクーラーの購入が必要です。(ML115の換装ならサーバーに付属のCPUクーラーで問題なし)もちろんそのことを知っていたのですが、購入時に箱が軽くてびっくりしました。付属品には保証書とAthlon64X2のシール以外に、コウモリやサソリが描かれた謎のシールがありました。(何に使えと・・・)

以下に、各倍率ごとに安定コア電圧(最低限より少し上)と、Superπ(104万桁)のタイムとアイドル時とベンチマーク(CrystalMark2004R2)最大時の消費電力を記します。

x 4.0(0.80GHz@0.825V) 111sec, Idle57W, Bench -W
x 6.0(1.20GHz@0.825V) 73sec, Idle57W, Bench -W
x 8.0(1.60GHz@0.875V) 55sec, Idle60W, Bench 76W
x 9.0(1.80GHz@0.900V) 49sec, Idle61W, Bench 80W
x10.0(2.00GHz@0.950V) 44sec, Idle62W, Bench 86W
x11.0(2.20GHz@1.000V) 40sec, Idle62W, Bench 87W
x12.0(2.40GHz@1.025V) 37sec, Idle63W, Bench 92W
x13.0(2.60GHz@1.100V) 35sec, Idle64W, Bench 98W
x14.0(2.80GHz@1.200V) 33sec, Idle68W, Bench113W
x15.0(3.00GHz@1.300V) 31sec, Idle72W, Bench133W
x15.5(3.10GHz@1.350V) 30sec, Idle75W, Bench146W
x16.0(3.20GHz@1.350V) OS起動せず

残念ながらM/Bで設定可能な1.35Vではx16.0(3.20GHz)まで回りませんでした。Athlonの場合メモリのクロックがCPUクロックを整数で割った値に設定されていますので、(DDR2-800の場合は)倍率が2の倍数でないとメモリクロックが「損」をしてしまいます。この点と省電力性をを考慮して高負荷時の倍率はx14.0の2.80GHzに設定しました。

ひとつ面白いのは、アイドル時の消費電力は倍率ではなくコア電圧に依存するということです。というわけでアイドル時はx4.0で動かしています。
また、x14.0以上ではコア電圧を上げるため爆発的に消費電力が増えてしまいます。

なお、別のシステムになるのですが通常のAthlon64X2 4600+(x12.0)は2.40GHzでの最低電圧が1.125Vだったので、ダウンクロック時の低電圧耐性は本製品(1.025V)のほうが高そうです。
また、ML115付属のAthlon64 3500+(2.2GHz, 62W)は定格倍率で最低コア電圧が1.200Vでした。リビジョンが進むにつれて省電力化が進んでいるということでしょうか。

総括すると、M/Bの設定できるコア電圧が低くて3.2GHzまで回らなかったのは残念だったものの、重いゲームをしない限り定格でも十分満足な性能です。
AMDさんにとってもある意味「禁断の果実」ともいえるような、倍率変更が可能という面白いCPUですので、皆さんも機会があれば試してみてください。

tdamさんの評価

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閲覧者(5556)

2008-02-12 15:18
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