デスクトップパソコンを無線LAN化する際にはPCIスロットに無線ボードを増設するか、イーサネットコンバータで接続するか、USBにするかという3択です。ところが、研究室にはOSがWindows98やWindowsNTの装置用パソコンがあるため、PCIボードのドライバに対応していないことが多く、USBは認識すらしないので、これらも無線化したいと思えば必然的にイーサネットコンバータが要ります。
そんなわけで、本製品を使ってハブで分岐した後、パソコンの有線LANポートと接続し、部屋中にある古いパソコンをネットワークにつなげることができました。
設定は、イーサネットコンバータマネージャというソフトの上から初期設定をする必要がありますが、無線ルーターのセットアップができるような多少ネットワークの知識があるような方なら容易いと思います。
そこ厳密な意味では無線アダプタではありませんが、本製品の通信速度のベンチマーク測定を
WLI-CB-G54Sを同様の条件で行いました。
<ベンチマーク方法>通信速度のベンチマークにはRUMAさんの「
ポート速度ベンチっち」を利用させていただき、「限界調査4」の64KB連続送受信(TCPプロトコル、トータルスループットの平均値(n=5)で表しました。
なお、サーバーにはルーターに有線LANでつないだ自作パソコン(1000BASE-T)を、各種無線LANの子機を接続したクライアントにはPanasonic Let'sNote CF-Y2(100BASE-TX)を使用しました。。
ということで、実情に合わせてクライアントPCを移動させ、様々な場所で通信速度や電波状態を測定しました(画像参照)。
<結果> ・Buffalo WLI3-TX1-G54=本製品
A地点( 0m):2.05MB/sec
B地点(7.5m):2.10MB/sec
C地点( 8m):1.82MB/sec
D地点( 10m):1.18MB/sec
D'地点(10m):IPアドレス取得できず通信不可
E地点( 15m):0.83MB/sec
F地点( 18m):0.77MB/sec
さて、本製品ですが、通信速度的には
WLI-CB-G54Sと同等といえ、長距離になると多少通信速度が減衰します。現在はD地点よりもルーターに近い隣室でHubとともに使用しているので、特に問題なく通信できています。
イーサネットコンバータ自体が特殊な用途向けなので少々の通信速度の低下はあるかなと思っていましたが、思ったより速いようで満足です。