イントロダクションはスタンダードモデルの
WLI-CB-G54Sと重複になりますので、ベンチマーク条件と結果、コメントのみ書きます。
<ベンチマーク方法>通信速度のベンチマークにはRUMAさんの「
ポート速度ベンチっち」を利用させていただき、「限界調査4」の64KB連続送受信(TCPプロトコル、トータルスループットの平均値(n=5)で表しました。
なお、サーバーにはルーターに有線LANでつないだ自作パソコン(1000BASE-T)を、各種無線LANの子機を接続したクライアントにはPanasonic Let'sNote CF-Y2(100BASE-TX)を使用しました。また、電波状態(%)はBuffaloの付属ソフト「クライアントマネージャ3」で表示されるおよその値を参考値として読んでみました。
ということで、実情に合わせてクライアントPCを移動させ、様々な場所で通信速度や電波状態を測定しました(画像参照)。
<結果> ・Buffalo WLI-CB-G54HP (PCカード)=本製品
A地点( 0m):2.51MB/sec、電波状態100%
B地点(7.5m):2.55MB/sec、電波状態100%
C地点( 8m):1.52MB/sec、電波状態 82%
D地点( 10m):1.74MB/sec、電波状態 60%
D'地点(10m):1.05MB/sec、電波状態 62%
E地点( 15m):1.07MB/sec、電波状態 88%
F地点( 18m):IPアドレス取得できず通信不可
さて、本製品ですが、
WLI-CB-G54Sと比較すると、長距離になるほど(D、E地点)通信速度の差が見られました。特に、鉄筋コンクリートやロッカーなどの遮蔽物に加え、閉じた扉が途中にあるD’地点のような場合、通信の安定度と速度が断然違いました。
しかし、同室内で8m程度で使用した場合、通信速度はほとんど変化がありませでした。これはルーターにハイパワーモデルの
WHR-HP-G54を使用しているため、あまり差が見られなかったのかもしれません。
一概には言えませんが、無線化したい領域が広かったり、鉄筋などの遮蔽物が多かったりする方は、無線化したいパソコンがルーターのほうをハイパワーモデルにしたほうがコストパフォーマンス的には高いかも知れません。無線化したいパソコンの数が多ければ多いほどそういえると思います。
というわけでルーターを買い替えず、子機だけをハイパワー化することで通信状況を改善したい方におすすめです。価格改定でもともとのスタンダードモデルWLI-CB-G54Sの定価と同じになったので、今買うならWLI-CB-G54Sより本製品のほうがよいでしょう。
あと、電波受信部分が少し上に出っ張っているので、ノートパソコンのPCカードスロットが二段ある方は上側に装着しないと、
別のカードが干渉してさせませんのでご注意を。