ダークフリート DF-30
ケースに伝えろ「回せば冷える・・・冷却の手を緩めるな」とな!
冷える。バラック建てなみに冷えます。
ファン全開はベンチマーク用?全開時はさすがにうるさいです。
■履歴
・2010.07.20 修正&追記 17日の追記部分について文言修正 ファンの電流量について。
・2010.07.17 追記 前ファンのファンコントロール制御追加
・2010.06.15 追記 騒音に関しての指摘事項修正
・2010.06.15 追記&修正 評価の変更
・2010.06.15 修正 画像修正
PCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」にてDF-30をお借りいたしました。
お選びいただきました関係者の皆様ありがとうございます。
■はじまり
それは、「穴あきフィン付きなCPUクーラー」の追加評価をしている時でした。
グリスの付け直しをして、取り付けネジの回し込み具合を変えてみたりといろいろした結果、何をやっても温度が下がりません。最後の最後あきらめてサイドパネルを開けたら一挙に-6度となりました。あ、エアフローが足りていません。
そんな時、ふとメールを見ると、DF-30長者レビューの当選メールが入ってきました。
これは、そんな人生初めてなぐらいタイミングが良く冷却向けケースを借りることが出来た1個人の長者レビュー。はじまりです。
■付属物
本体
上面14cmファン(取り付け済み)
背面12cmファン(取り付け済み)
前面12cmファンx2(取り付け済み)
ネジ類
取扱説明書・・?
まぁ普通のケースの付属物といえばそのとおりです。
説明書は各部の解説が記載されているだけで、組み立て時にはあまり役に立ちません。
付属品の数などがあっているのかも良くわかりませんでした^^;
■開封&第一印象
・・・意外に軽い?
SOLOやB640-Sだと8kg~9kgあるので、DF-30の6.9Kgは軽く感じます。本体の軽さは鉄板の厚みの差のようです。SOLOに比較すると確実に薄いです。たぶん。0.8mmですね。定規による目測です。
おお!前が開くよ!ぱかぱか開くよ!などとファンの部分をぱかぱかしてしまいました。
(動画参考)
■到着&組み立て
手順っぽい動画をアップしておりますので、そちらもご覧ください。
今はやりの改造するとき以外、ほぼツールレス・・・・。というわけではありません。どちらかというと昔ながらのしっかりネジで留めるタイプのケースです。
0.必要ツール&小物
・必須
+ドライバ(磁力付きのものが便利です)
スパナ(小さい物)
・以下あればよいもの
結束バンド
ニッパ(結束バンドの余分な部分を切る用)
ビニールテープ(必要に応じて)
はさみ
1.既存ケース配線の取りまとめ
ケースに最初から出ている配線があります。そのままバラけていると取り付けにくいため、大まかに取りまとめます。
大体、同じ位置に引き出すケーブルをまとめます。
ここで苦労したのが上面に2本出ているケースファン4pinペリフェラル 2本です。なんにも束ねているわけでもなく、ぶらんと下がっています。これをどのように配置するかで少し悩みました。
とりあえず、ビニールテープを駆使して、MB上面を這うように配線してみました。目立たないように黒のビニールテープを使用しています。ビニールテープだと経年変化で落ちてきてしまう事もあるので、最終的にはもう少ししっかり配線したいと考えています。
2.電源の配置
電源を底面に配置します。ただし、底面側に通気口はありませんので、ファン側を上面につけて取り付け必要です。電源内部にネジなどを落とさないように気をつけましょう。
3.MBの設置
ケースには最初から6本MB用の台座ネジが取り付けてあります。
通常のATXMBですと、後3本追加必要です。
取り付けそのものはとても一般的な形です。私の場合は、ここでいったんMBをネジ止めせずに置いて、電源ケーブルのレイアウトをあれこれ考えました。MBに取り付ける8pinのコネクタを、直線距離では余裕で届くのですが、目立たないようにしようと思うと延長ケーブルがいるようです。
今月のお小遣いはもう無いので(^^;とりあえずMB上を這わせることにしました。
4.ドライブ類の設置
こちらもいたって普通に取り付けていきました。最近ではツールレスで取り付けできるケースも多いですが、本ケースでは、しっかりとネジ止めするタイプです。
正面からみて、左面のネジを留めれば、右面は、鉄板で押されて固定されるようです。私は、どうせネジ止めするならと、右面のネジも留めてしまいました。
5.ケーブル配線
コネクタ類を一旦接続→動作確認→配線の引き回し及び結束バンドでの固定 という順番で作業します。
本ケースは、アクリルサイドパネルを採用しており、中身が丸見えとなります。
ここで手を抜くと、嫁が使ったときに、汚い2回シネ とかいわれそうです・・・。
まず、電源系のケーブルを3.5インチベイ右側面にすべていったん出します。そこから、電源が必要な位置へ引き出します。
これだけでも、そこそこはきれいになりようです。
兄貴分のDF-35のレビューでも指摘されておりますが、完全にMB裏面に配線することは出来ませんので、正確には裏配線とはいえないかもしれませんが、基本3.5インチベイのとなりに押し込むことによりほぼMB上に配線する必要はなくなります。
あとは、SATAなど必要なケーブルを結線していきます。
順調に結線していったのですが、最後に、前面用オーディオ端子ケーブルが、MB端を這わせたのでは、届きません><
すごい残念な感じですが、オーディオケーブルはMB上を這わせることにしました。
ケースにケーブルを取りまとめるフックが天井面についているのですが、この位置からだと、もろMBの上を通って配線することになります。
せっかく3.5インチベイ横が開いているのですから、3.5インチベイ横を通ってMBにたどり着くよう最初から配線もしくは、すこしだけケーブルを長くしていただくのが良い気がします。
MicroATXマザーだとなんか、ちょうど良い位置に配線できそうな予感がします・・。
ここで少し力尽きました。あとは目立たないように適当に結線。こーいうのってひとつ駄目になるといきなり力尽きませんか?^^;
■環境
CPU: PhenomII X4 955 Black Edition
M/B: M4A89GTD PRO/USB3
MEM: DD31333-2G2D x 2 = 8G
DRV: SSDSA2MH080G2R5 x 2 : RAID0
C/S: Abee B640-S → Antec DF-30
PW : Abee SP-670EA
CPUFAN: Vapor120
OS : Windows7 64bit
■冷却&騒音性能比較!
Abee B640-S(改)から本ケースへ、中身を丸ごと移植しました!
騒音、アイドル時の温度、負荷時の温度を比較しました。
・条件
45度30cmはなれたところからのiPhoneによる騒音測定
室温24度
Turbo Unlocker有効(負荷時3.6GHz動作)
表記
騒音値/Core1温度/MB温度/
・アイドル
B640-S Q-FAN有効 44db/33.5℃/34℃
B640-S CPUのみ全開 48db/33.5℃/34℃
B640-S CPU+ケースファン全開 52db/33.5℃/33℃
DF-30 Q-FAN有効 ケースファンL 50db/33.5℃/34℃
DF-30 CPU全開 ケースファンL 54db/33.5℃/34℃
DF-30 CPU+ケースファン全開 62db/33.5℃/34℃
騒音値的には、B640-Sの全開時が、DF-30の最小より少しうるさいぐらいですね^^;
B640-Sに比較すると、明らかにうるさくなっています。
ただ、B640-Sのときには騒音のピークが1KHzよりちょっとしたにあり、それなりに気になりました。DF-30は300Hz付近にピークがあり質が多少違います。同じ騒音値でも多少耐えられる音になっている気がします。
・OCCT時
B640-S Q-FAN有効 46db/60.2℃/36℃
B640-S CPUのみ全開 48db/59.5℃/34℃
B640-S CPU+ケースファン全開 52db/58.8℃/30℃
DF-30 Q-FAN有効 ケースファンL 50db/60.0℃/34℃
DF-30 CPU全開 ケースファンL 54db/52.5℃/34℃
DF-30 CPU+ケースファン全開 62db/51.5℃/34℃
Q-FAN有効時ですが、温度は、ほぼ一緒です。ただし、B640-Sは1300rpmで安定しますが、DF-30は900rpmで安定します。明らかに低回転数で冷却できている事がわかります。
さすが冷却重視ケースです。高負荷時は、圧倒的に冷えています。
ケースファンがLでもHでも温度は大して変わらないので、私の環境では、ケースファンがオーバースペックの可能性があります。
なお、共振音などは聞こえません。
■感想
最初、正直アクリルで中身がみえるってどうなの?と思っていましたが、見えたら見えたで楽しいかもと思ってしまいました。ちょっとはまりそうです。
デフォルトのケース性能としては、冷えますが正直にいうとうるさいです。原因も割りとはっきりしています。前面に付いている120mmのファンx2が、最低でも1000rpmで回っていてます。私の構成だと、ケースファンの性能が高すぎるようです。明らかに前ファンの音が耳に入ります。
スイッチおよびダイアルでファン速度を調整できますが、最近のマザーですと、ファン端子の電圧を温度で可変してくれる機能が付いています。3pinファン端子にしてしていただき、マザーに任せることが出来るようにしても良い気がします。
利点欠点はケースには必ずありますでの、自作PCならではのファン交換などの改造を楽しむ領域に入りそうです。
次バージョンで改善していただきたい項目を一点。前面のマイク端子/ヘッドフォン端子に表記をつけてください。さすがに無表記で穴が開いているだけだと、どちらがどちらか区別が付きません^^;出来れば、直下のプラスチック部にエンボス加工で・・・
あと、上についている2.5インチのホットスワップベイは役に立つようなたたないような・・・。
将来、ドライブがSSDだけになった場合は、ここに差し込むとなんかカッコいいかもしれません。OSとかを入れておいて、差し替えにより切り替えられるというのはゲームと言うより仕事で役に立ちそうです^^;
「せっかくなので」という少し消極的な理由で、「PS3用に500GB換装!さくっと取り付け動画付き。」にて取り外したPS3についていたHDDを差し込んで置く事にしました。
現状、ざっくりまとめると、こんな感じです。
利点 よく冷える。見た目の押出感強し。
欠点 うるさい。
さて、この状態から、冷却性能を落とさずに如何に静かにするか。前ファンの回転数制御が鍵を握りそうです。
来月のお小遣いができた後に、ファンの制御をMBに任せるとどの位静かになるか?などを試していきたいと思います。
■どうでもいい雑感(w
・第一印象
ビッテン○ェルト提督!
・組み立て中
暑いーーー室温35度だよ!!!
・動作中
青い・・青い光がみえるよ・・・。チェレンコフ光だったらいやだな・・・。
・・・・・。B640-Sの時と気温が違いすぎる・・クーラーつけよ。PCの為にクーラーつけるって一体・・・。
・レビュー見直し中
。なんかネタ系に走っている気がします・・・。組み上がり直後のテンション変な状態で記述したからですね。気になる方申し訳ありません^^;
■2010.06.13 修正
Q-FAN有効 Core1画像が間違っていたので差し替えました。
■2010.06.15 追記&修正
悪い点の評価を変更しました。
「これ・・ファン全開にして使う人いるのでしょうか・・・。うるさすぎます。」
→
「ファン全開はベンチマーク用?さすがにうるさいです。」
3日ほど使ってみたのですが、ファンを全開にする機会がベンチマーク以外にないことに気が付きました^^;
通常使用時は、各ファン最低設定でも十分に冷えております。
また、1日まるまる起動した状態で放置しておきました。前面フィルタにうっすらとホコリが付着しておりました。フィルタの効果も実感できました。フィルタはかなり簡単に取り外し&清掃できるため、非常に便利でした。
ただし、アクリルごしにて中を眺めると、内部の底面にもうっすらと細かいホコリを確認できます。内部も黒塗装されているため、白いホコリが少々目立ちます。アクリル板の通気口から主にホコリを吸い込んでいると思われますが、このきれいなアクリル板に無粋なフィルタをつけるのはちょっと憚れます。
内を見て楽しむケースでもありますので、こまめに掃除 して楽しみを維持したいとおもいます。
雑感に取り消し線をつけさせていただきました^^;
■2010.06.15 追記
おなじくDF-30を長者レビューされた、みやっち518さんもiPhoneにて騒音測定されておりますが、騒音値がかなり異なっているようです。(値についてはキャリブレーションされていないため、数dbだと誤差の可能性が高いですが、10dbとなると誤差とは言えなくなってくると思います)
私の測定環境は
「木製の机の上にDF-30を置いて、正面側、アクリルパネルが付いた側に、30cm ななめ45度離したところに、同じ机の上、マイクをケース側に向けてiPhoneを机において測定」となっております。
本ケースの騒音源を一番集約する位置での測定となっておりまして、DF-30にとっては厳しい値となっているようです。
なぜ、ここの位置かというと、椅子に座った際、右耳とPCの直線上で、机に置ける位置がそこだったという事から決めております。
うるさいと感じるのは、サイドパネル開口部からの音漏れも重要な要素となっている可能性があります。
騒音測定の環境はきっちり記載しておかないと、差が大きくなるんだなぁと実感した次第です。
みやっち518さんありがとうございました。
■2010.07.17 追記 前ファンのファンコントロール制御追加
一ヶ月使用しました。
言い訳からです><
・・・・。本当は、もう少しあれこれ書きたかったのですが、OSが飛ぶというトラブルに見舞われ>< SSD RAID0をやめてOSを入れなおしたりとしていたら時間が過ぎてしまいました。RAID0はやっぱりあぶないなぁと・・。
さて、予告どおり前ファンを何とかします。
このケースのよいところは最初からファンが4つもついて来て後から買い足す必要がないことにあります。そのためファン交換とかしてしまうと本ケースのよいところがいきなり半減してしまいます。(もっと安いファンなしのケースに自分のお気に入りのファンをつけたほうが早い・・・)
ということで、ファンを生かした形で、普段は静か・・いざというときはよく冷える。かつ安くということで、AINEX CA-03PFという4ピン-ファン3ピン変換コネクタを経由して、MBのファンコネクタに接続します。
Q-FANコントロールを有効にしてアイドル時50%にしてみました。
騒音 アイドル時
50db → 46.5db
おお!静かになっています。CPU温度にも特に上昇が見られません。
電圧を下げすぎて、起動時にファンが回らないかな?とも思いましたが、起動直後は強めにファンを回すらしく、とりあえず回らないということはなさそうです。
・・・・。ただし、思ったより静かになった感じがしません。やはりアクリルの穴を通してCPUファンの音が漏れてきているようです。低い音が聞こえてしまいます。うーん。CPUファンをもっと静かにすればよいのでしょうか・・。キリがなさそうです・・。ケースの構造上からも、コルセアの水冷キットとか使うととても効果がありそうな・・・。ちなみに気が付いたのですが、このケース、サイドパネルをつけていないときの方が静かです^^;
さて、思ったよりは静かにならなかったのですが、ひと月使った結果、音に関しては慣れてしまいました^^;;冷却性能は十分。これなら、前ケースで温度が心配でつけるのを迷っていたビデオカードも追加できそうです。
■2010.07.20 追記 ファンの電流量について
http://www.antec.com/pdf/manuals/DF-30%20Manual_EN.pdf
マニュアルより、本ケースの前ファンは、一基につき絞りダイアル全開時で0.3A、最小時で0.15Aとなるそうです。
MBのファン端子がどの程度までの電流量に耐えられるか・・。私の使用しているM4A89GTD PRO/USB3のマニュアルには、CPUファンは2Aまでの供給力があるとマニュアルに明記されていますが、ケースファンのほうは記述がありません。
今回、前ファン二つを並列接続していますので、絞り最小時0.15 x 2 = 0.3A / 絞り全開時 0.3 x 2 = 0.6Aとなります。さすがに0.3Aに耐えられないという事はないでしょう。
0.6Aもいきなり壊れるという事はなさそうです。ここはMBによりけりな気もします。現状はリアファン端子に何もつけてないため、供給力に余裕があるとも考えられます。供給力を超えたファンをつけた場合、単に電圧降下を招いてワット数は変わらないということならまだましなのですが、パターンを焼切ることもあるそうです。
(たぶんケースファン端子合計で、1Aまでの供給能力かな? とかんがえてはおりますが・・。明記したページが見つかりませんでした・・。)
あれこれ書きましたが、結論は、自己責任ということでお願いしますということで^^;
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