GA-P67A-UD3R

[マザーボード]GIGABYTE/ギガバイト

GA-P67A-UD3R

購入価格:未記入 購入日:2011年1月09日 購入店:未記入

みんなの評価みんなの評価:4.0 / 5.0 (3商品レビュー)

►レビュー数:3 ►ブックマーク数:1

イッチーさんの評価

満足度:4 star rating

価格
拡張性
機能性
安定性
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【PCパーツ長者】DrMOS採用の漆黒のボード

電源周りが低発熱で高効率

BIOSの今後に期待

ブラックな基盤でイメチェン ヒートシンクの見た目も P67は2008年製造 DrMOSを搭載した電源部
この度、【 PCパーツ長者 】にて、『ギガバイト GA-P67A-UD3R』の体験レビューを書かせて頂きます「イッチー」と申します。当選したことをとても嬉しく思い、この場を借りてお礼申し上げます。


ついにムーリー・エデン氏の設計思想と、Intelの技術の総決算と言っても過言ではない、新しいCPUとチップセットを搭載したマザーボードが発売されました。同じ『 Core i 』という名前ですが、この新CPU(Sanday Bridge)は従来とは大きく違い、性能と省電力が大幅に向上しています。2001年からエデン氏はGPUとCPUの統合を既に成し遂げ、10年後の今日人々の手に渡ります。(手前味噌ですが、ムーリー・エデン氏って誰って人は僕のブログでどうぞ)
しかしながら深夜販売に行く体力がないため、追記という形で、従来のCPU(Linfield)との動作比較レビューも書こうかなと思っています。


P67とP55との違いは…
新しく登場したP6シリーズチップセット。チップ上の刻印で2008年に製造されたということが分かります。P55も2008年製造です。これらの意味するものは、P55とP67はほぼ同じということです。乱暴な言い方をすれば同一チップであり、既にSATA3.0もP55には無効化されながらも機能を有していたということになります。少なくとも、同一と見る人は多いそうです。またDMIの速度ですが、P67では最大で5GT/sなため、2.5GT/sでも動作が可能になっており、現にASROCKではP67とLGA1156という変わり種のマザーも告知されています。P55の前方互換の用意があったにも関わらず、どうしてソケットの切欠も変えて互換性を捨てたのか。

それは「クロックジェネレーター」がマザーボード上からCPU内部へと移動したから。

BCLK(ベースクロック)が、133MHzから100MHzへと変更され、さらにCPUによって完全に制御されるようになったため、マザーボードの仕様設計の変更が必須だったのです。今まではマザーボード上にクロックジェネレーターがあったために、速度と電圧をBIOS上で変更できたのですが、Sanday BridgeではCPUに統合され、さらに電流もモニタされ制御されているので、BCLKの変更はほぼ不可能&無意味になっています。これはTDP枠を超えてCPUの動作をブースト可能にした、「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」が搭載されたためです。よってオーバークロックを楽しむなら、倍率ロックフリー「K」の付いたCPUをお買い求め下さい。価格差も1000円くらいなので、迷わず「K」をチョイスすべきです。選択の余地はありません。(笑)


マットブラック仕様 ギガバイトのマザーボード
今回のギガバイト【 GA-P67A-UD3R 】は普及価格帯の製品ですが、従来の青いマザーボードからマットブラックのボードへとイメチェンしています。さらにその色調に合わせるように、ヒートシンクも頑丈そうな作りです。一部分だけ青い色を残すあたり、ギガバイトのこだわりが感じられます。
ギミックとして4つのフェーズ動作状況をモニタするLEDがあります。フェーズコントロール機能(デュアルパワースイッチング)も搭載し低負荷時は4フェーズ、高負荷時はフルに8フェーズの動作をリアルタイムで切り替えてくれます。また、ギガバイトお家芸のデュアルBIOS・2オンス銅箔基盤の採用など、今までの技術はもれなく搭載されています。ちょっと不明なのが「UEFI」というグラフィカルなブートファームウェア。ハードウェア的には「2 x 32 Mbit flash BIOS」とあるので、アップデートで対応可能なはずですが、現時点では追加情報を待つことにします。


電源周りを見て「 Driver MOSFET 」とは?
このマザーのVRM仕様は8+2フェーズとなっており、価格帯からも十分な仕様になってると思います。サイトの記述で「Driver MOSFET」を採用と記載されていたので、ヒートシンクを外してみました。写真にもありあすが、「SiC769CD」と刻印されています。名称からも想像通り「DrMOS」が使われています。DrMOSと言えばMSIを思い浮かべる方も多いと思いますが、チョット前にMSIのマザーボードレビューで書いた通り、Intelが提唱する規格の呼称です。「Driver MOSFET」が略されて「DrMOS」と呼ばれています。今回のマザーボードに採用されているDrMOSが6.0mm角であることから、Intel DrMOS規格 Revision 3.0 に準拠したチップが搭載されています。エントリークラスの製品としては、非常に贅沢な電源仕様になっていますが、これが標準クラスとなる日も近いってことなんでしょうね。このDrMOSの恩恵もあって、省電力かつ高速にCPUに応じた電圧を生成することができます。


この後は、新しいCPUを手に入れてレビューの追記とさせて頂きます。Core i5 2500K か Core i7 2600K か…。どっちにしようかな。お財布と相談です。


~~~ ここからは追記レビューです ~~~


で、相談した結果、自分が普段使うアプリの動きを見てると、8スレッドも生かせそうにないなと思うのと、ハイパースレッディング+2MBキャッシュに諭吉を上乗せする気になれず、Core i5 2500Kを購入しました。しかしアキバ中で品切れ&通販サイトでも完売御礼の文字が躍るほど人気は高かったようです


BIOSはまだ開発途上
さて、届いたマザーのBIOSのバージョンはF2だったので、BETA版のF7aは避けてF6にバージョンアップしようと、いつものようにUSBメモリに入れてQ-Flashでやろうと思ったら、チェックサムエラー…。日本語のサイトじゃデーター不備なのかなと、Globalサイトへ行くと赤い文字が。最新の@BIOS か FLASHSPI.EXEを使いなされとの文言が。どうやら手軽には行かないようです。なので、DOSブートのUSBメモリを作って更新しました。
が、しかし安定しない。BETA版じゃないのに…。一回起動に失敗すると、何回もON OFF を繰り返すので電源自体のスイッチをOFFもう一回起動しようとしたら、「エラー出たからF2に戻しまっせ」だって。ん初期不良かと思いながらも、ビデオカードを変えたり拡張カードを外しても結局同じことに。他の方のレビューを参考に、バージョンF4でとりあえず落ち着いてます。しかしながら、EFIは不安要素があるから採用を見送ったんじゃなかったっけ?と、愚痴をこぼしながらも「コレは人柱になるための頂き物」と心の中で呟きOSを再インストールするのでした(笑)。


!! DANGER !!
さて、オーバークロックを試してみたいと思いますが、環境によりその通りに実現出来るとは限りません。また、オーバークロックによって生じた破損や故障は、メーカーや購入店のサポートは一切受けられません。



目標は4.5GHzの常用稼働
せっかく「K」を手に入れたので、オーバークロックしてみようと思います。常用と言うからには省電力機能もすべてONにしつつ、ベンチマーク通過はもちろんのこと、動画エンコードやスリープからの復帰など日常に支障なく使えるかどうかを常用と判断します。ひと時の高スコアだけ見てもお腹いっぱいにはならないからね。色々レビューを見た結果、どうやら4.5GHzあたりが良さそうです。今までにない高クロックですね…。

エとセとラ
CPUクーラー:鎌アングルに風量 64CFMの12cmファンを装着
メモリ:Patriot Memory PSD34G1600KH 2GB x 4 (1600MHz動作 1.5V 9-9-9-28 Auto設定のまま)
BIOSバージョン:F4

CPU Clock Ratio x45
BCLK/DMI/PEG Clock Control Disabled
Intel Turbo Boost Tech. Enabled
Turbo Ratio 4コア全て45

Turbo Power Limit(Watts) 上限値
Core Current Limit (Amps) 上限値
*この2つは「VRD 12」チップが制御する値だと思われる

CPU EIST Function等の省電力機能は全てAuto (エコ派だから


で、結論から言うと4.5GHzで常用できてます!冬のせいかもしれないけど、CPU温度と何といっても電源周りの見事な冷えっぷり!室温約20℃で2時間ぐらい動画エンコードで放っておきましたが、30℃を超えることはありませんでした。ちなみに温度計測は、チョークコイルとヒートシンクの下にサーミスタが接触するようにと、CPUはヒートスプレッダに接触するようにそれぞれ取り付けて実温度を測りました。HWMonitor上のコア温度は40℃前後まで行きましたが、それでもオーバークロックの中では低めに収まってます。


ベンチマーク結果
ALU  110.12 GIPS
FPU  64.4 GFLOPS
整数  209.4 Mpixel/s
浮動小数 142.76 Mpixel/s
Core Bandwidth 10.78 GB/s
Latency     30.3 ns
整数メモリー帯域 20.563 GB/s
浮動小数点メモリー帯域 20.626 GB/s
(メモリはいじってないので変わらず)

参考:キャプチャ画像
参考:OC前のパフォーマンス

これなら5.0GHzでも可能なのか!?と思ったけど、当然BIOSのPOST中に電源落ち。だいたいClock Ratioが x47以上からは、いろいろ弄る必要があるみたいです。CPUの省電力機能を全てDisabledにしたりとか、Vttの電圧を上げたりとか。さすがに省電力機能までは犠牲にしたくないので、これで良しとします。


エコとOC
ちなみに、フェーズランプがボード上にありますが、専用ユーティリティ「 Dynamic Energy Saver 2 」をインストールしないと機能しないようなので、インストールしてみました。見た目も使い勝手もいい感じです。特に他社のビデオカードも認識してくれて設定できるのがいいですね。CPU関係はオーバークロック中なので弄らないでおきます。
が、途中エラーでいきなり再起動!オーバークロックとエコは水と油の関係。予想はしてたものの、やっぱりインストールはあきらめた方が良さそうです。けど、通常で使う分にはいいユーティリティだと思います。


以上、短期間ですが感じたことは、ギガバイトがあえてBIOSのままにしたことで、安定性はしっかりあるなと感じました。EFIはまだ上手く動作しないという報告があちこちで見られるので、やはり時間が解決するまで待ったほうが良さそうです。けどいち早くSanday Bridgeにしたいと思うユーザーなら、買いだと思いました。最終的にはBIOSはEFIとなり、OSと統合されるという流れは変わらないので、他社がいち早くEFIを搭載してる中でのBIOSの選択は、マイナスポイントにはならないと感じました。


【conecoからのおしらせ】PCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」はこちら
2011/01/09 01:01

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