HT-SHK002ECWH
5000円でゲーミングヘッドセットならコレ!!!安心の二年保
超安心の二年保証。素敵な質感。低音重視。長時間使用でも疲れない。
コードがやや細い。贅沢言えば50mmのほうがよかった。
このレビューはPCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」によるものです。
今回、このような貴重な機会を頂けた事を、関係者の皆様に感謝申し上げます。
三行で
5000円以内の限られた範囲にあらゆるものを詰め込んだ意欲作。
二年保証で品質にも自信をみせ、迫力の重低音と、軽量さで聞き疲れしない。
とにかくゲームの勝利を重視。長時間使用でも全然疲れない。蒸れない。
◎もくじ◎
■スペック(リンクスインターナショナルの製品紹介ページより)
■第一印象
■環境
■使用感(物理的な部分)
■使用感(音響)
■Dharma Tactical Headset DRTCH01BKと比較(音質)
■比較(物理面)
■比較(耐久性)
■低音を比較する
■ゲームではどうか?
■マイク
■総論
■引用参考サイト
■スペック(リンクスインターナショナルの製品紹介ページより)
ヘッドフォン部 ドライバーユニット 直径40mm
周波数特性 20Hz~20kHz
インピーダンス 32Ω
音圧感度 114dB ±3dB
マイク部 集音パターン 双指向性、ノイズキャンセリング機能搭載
周波数特性 100Hz~10kHz
インピーダンス 2.2kΩ
感度 -45dB ±3dB
接続 2×3.5mmミニジャック
ケーブル長 3m
重量 約340g
保証 2年間
付属品
キャリーバッグ
取扱説明書一式
■第一印象
5000円には見えないいい感じな雰囲気。質感にも自信があるからこそ右半分が透明なパッケージなっているのだろう。
特に金属メッシュ部分はシールなどではなくて本当に金属だと確認できた。
またプラスチックの部分も配色をよく工夫されているためか安っぽさはない。
■環境
Windows 7 Home Premium 64bit
サウンドカード:Creative Soundblaster Audigy 2 ZS (Dell OEM)
ドライバとALchemy併用
これをElecomのIPC-ISにて分岐させ、そこに二台のヘッドセットを接続し比較した。
■使用感(物理的な部分)
マイクミュートスイッチが非常に大きいスライドスイッチになっているので見なくても使いやすい。
アナログ音量コントロール部分のつくりも丁寧なようで、音楽再生中に激しく音量を変更しても全く雑音が入らない。
そのコントロール部分の裏側はクリップになっているので胸ポケットや、ワイシャツの合わせの部分に挟めたり出きる。
マイク位置にしてもマイクブームが無段階調整できしかも柔らかい樹脂製なので耐久性も高く、非使用時はイヤーパッドに重なるようになるので全く邪魔にならない。
またイヤーパッドが密閉型でベロアなので、耳自体には特に負荷がかからない。しかも蒸れないので長時間使用や、夏場の使用にも十分使える。
■使用感(音響)
まず40mmドライバだから期待していなかったが、低音が結構すごい!音量も大きい。
そして安物ヘッドフォンにありがちな「さしすせそ」が痛くない。とにかく聞きやすい。
さきほどのフィット感や軽量感と合わせて聞き疲れなさが一層光る。
■Dharma Tactical Headset DRTCH01BKと比較(音質)
詳細は コチラ で読んでいただくとして
耐久性はTt SHOCKのほうが高いと思われる。そもそも
に比しても音量で劣っている部分はない。
以前から個人的に低音がどれくらい出ているかのテストに使っている音源では
・ガイアの夜明けのオープニングテーマに使用されている 岸利至「鼓動」の開始三秒ごろの低周波の打楽器音(マリンバ?)。
これをSHOCKで聞くとちゃんと再生されている。
ただしDharmaだと低周波で本当に耳元でなっているような物理的に揺れを感じることができる。Shockにはそれが無い。このあたりで40mmドライバの越えられない壁のようなものを感じてしまった。
似たような現象は低周波だけに限ったことではなく、バイオリンのビブラートなどで差が出る。(ガイアの夜明けのエンディングテーマの「夜空の花」などで確認)
こういった音の迫力で劣るのは長時間使用の際の疲労軽減を重要視したためかもしれない。(当然ながらインピーダンスだけに起因するものではないので注意)
インピーダンスがやや高めに設計されていることにもその思想がよく表れている。このSHockのインピーダンスは高めで36Ω。一方ダーマのDRTCH01は24Ωである。インピーダンス(抵抗値)が大きいと雑音などを軽減してくれる。ただし音量(迫力)が若干損なわれるためだ。安易に迫力を上げようと思うならインピーダンスを小さくするという手があるが、その手は使っていないのだ。
■比較(物理面)
ただし個人的に困るのは、収納時の問題である。
ゲーム向けに限らず密閉型ヘッドフォンで未使用時には左右のイヤーパッドがぴったり閉じるものが多く、革製(合皮)のDRTCH01では未使用時にはほとんど音漏れがなかった。そのため、サウンドカードからの出力を分岐させて、片方スピーカー(Logicool Z4)もう片方をヘッドフォンとしていて、スピーカーで視聴中にヘッドフォン側から音が漏れてきたりして定位に影響が出ることが少なかったが、Tt Shockはぴったり閉まらないのでそれが難しい。自分の使用環境特有の事だがちょっと残念なポイントである。
またTt Shockは分解はできない。一方DRTCHはだからマイク端子が断線しても普通の3.5mmのジャックに付け替えて普通のヘッドフォンとして仕えていたが、Tt Shockではそうもいかない。
■比較(耐久性)
特にコードに限っていうが、Ttは全体に柔らかく細い。(音質面で問題はないと思われる。)
上記のとおりもしかして壊れた場合は部品交換が難しいTt Shockだが、そもそもイヤーパッドが経年でどんどん薄っぺらくなっていき密閉型じゃだんだんなくなっていったり、マイクのコードがやたらと断線しやすいなど壊れれやすいDRTCH01がTt Shockより耐久性で優れているなんて言うわけない。
DRTCHはコードがしっかりしているが、しっかりしすぎていて、可動部分が本体との接続部分の蛇腹状の部分にストレスがたまり断線してしまう。
一方全体に柔らかいTt Shockにはその心配はない。そして超安心の二年保証である。よって耐久性による心配はTt Shockには杞憂である。
■低音を比較する
さて個人的に気になる低音についての検証をしよう。
低音についてgoogleで調べてみると低音域の多い音源ではWikipediaに「空振」の項に「瞬間的な低周波音であるため人間の耳で直接聞くことは難しい」とある。リンク先に東京大学地震研究所の空振を採録したファイルがある。
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/ichihara/VolcanoSound/Kirishima2011Eruption.htm
之を聞いてみると、確かにかなりの低音である。
どちらのヘッドセットでも十分聞こえるが、ここでも先ほどバイオリンのビブラートで差が出たように、物理的な振動はTt Shockではあまり味わえず、DRTCH01では感じることができる。
他にはYoutube等で低音域の再生テスト用の動画がアップロードされていたりするのでそれを試すと、DRTCH01は18Hzぐらいまで元気よく音を発生させているのに対して、Tt Shockは30Hzあたりまでしか元気がない。
このあたりで差が出てくる、ゲームのスコアよりゲームの迫力重視な人は 特に遠距離からの重砲の発射音などを重視するならば、Shockは微妙かもしれない。
■ゲームではどうか?
ゲーム向けヘッドセットである以上、ゲームやゲーム音楽で比較してみよう。
自分のやっているゲームでゲームプレイ中の間隔だと完全に主観になってしまうので、客観性や再現実験が可能なようにが動画サイトなどで視聴できるものをチョイスした。
Richard Jacquesのサイトにて聞けるゲーム版の007の曲「The Package」
(尚、Richard Jaquesは僕の大好きなBattlestations : Midwayや、Battlestations: Pacificに楽曲を提供した人だ。British Academy Video Games AcademyのOriginal Music部門でJames Bond 007: Blood Stone で入賞している。)冒頭の数十秒を聞くとわかるが、Tt Shockでは楽器の聞き分けが容易である。これは完全に密閉型であることがよい作用を出しているためであろう。
では最近のゲームではまだリリースされていないが、第二次世界大戦の東部戦線を描いたRedorchestra Heroes of Stalingradのムービーでは http://www.youtube.com/watch?v=qUVoPbmooTo ※グロテスクな描写があるの注意
冒頭の野砲の着弾音ではそこまで差が無い。しかし終盤の四号戦車では性格がよく出てくる。まず戦車が超信地旋回する時にはTt Shockの方が聞き分けがしやすく、その直前の歩兵戦の時とは「ハイ!こっから戦車ですよ!」いと言わんばかりに区切ったような印象を受けた。意識的に「歩兵」と「戦車(のエンジン音)」を聞き分けしやすくしている感じがある。DRTCH01は迫力は十分だが歩兵パートと戦車パートがそのまま続いている感じだ。
車内での装填音はTt Shockは聞きやすくはあるものの重量感がなく若干こもったような印象を受ける。(ただしもともとこもったような音に加工してあるので注意)
Tt Sportsはひょっとしたら歩兵と車両を聞き分けやすいようにその間の周波数を切っているのかもしれない。
あとは追記の際にもっとよいコンディションの時に色々聞いてみたいと思う。
少なくとも差がでやすいのは低音である。太鼓やドラムやビートやら遠方の爆発音である。
またフォロフォニクスの類ではさすがTt SHOCKのほうが聞き取りやすいような気がする。
つまりFPSやフライトシューティングでの敵の位置が直感的にわかりやすいということだ。
■マイク
冒頭にも書いたが、柔軟性のある樹脂製アームで使いやすい。
使わないときにも収納すればイヤーパッドとほぼ平行になるので全く邪魔にならない。
スカイプなどで試したところ結構聞きやすいとのことであった。
ただ単品販売もされているDharma DRTCH01のマイクほどよくはなさそうである。
■総論
予算5000円以下なら買い。実際価格も4000円に近くなるだろう。数年前でこの価格帯だと有名な製品では、Plantronics Audio.90なんかがあったが、あれは本当に最低限という感じで迫力は全くなかった。
純粋にゲーム向けとして設計されていて、Tt esportsというブランド名を背負っているだけのことはある。
当然ながら10000円近い製品にはどうしても勝てない部分が出てくるが(特に50mmドライバでない点が厳しい)
とはいっても、50mmドライバだと関連部品も大型化するので、全体の重量も重くなる。すると長時間使用が難しくなる。もしくは耐久性に問題が出るだろう。
そう考えるとこのTt esports "SHOCK"は小型軽量かつゲーム向け設計で二年保証という絶妙のポジショニングだと思う。もし迫力重視ならば、既に海外では発売されている50mmドライバを採用したTt esports Shock-spinを待った方がいいだろう。
尚、アメリカのAmazon.comでは56ドルの製品である。二年保証を維持したままなおかつ4000円台に抑えているリンクスインターナショナルの努力はすごいものだと思う。
以上
つかみどころのない長文ながら読んでいただいた皆様に深く感謝申し上げます。
■引用参考サイト
Tt esports Shock 公式 http://usa.ttesports.com/products/product.aspx?s=7
代理店リンクスインターナショナル Shock紹介ページ http://www.links.co.jp/items/tte-headset/htshk002ecwh.html
比較対象としたDharma Tactical Headset DRTCH01BKのレビューは→http://club.coneco.net/review/Review_Detail.aspx?rev=30620
動画挿入音源 SHW様 http://shw.in/ より「Tsudumi JAPAN」
Richard Jaquesのサイトhttp://www.richardjacques.com/
16人中、16人のユーザーが、このレビューを「役に立つ」と投票しています。
[データ更新日時:2012/05/23 06:20]
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平均価格:¥5,929
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