Athlon II X2 260 BOX
[低電圧化チャレンジ]一定までいくと壁があるみたい。
手頃で遊べる、パフォーマンスもそこそこ、低電圧化でも安定動作
電圧は一定までいくと、さげられない壁がある。
このレビューはconeco.netの体験レビューです。
まず最初にこの一言。
「NOFANを甘く見てた俺が馬鹿だった・・・・・・」
というわけでCPUのレビューというよりもNOFAN CR-95Cを使った時の動作に焦点を当ててレビューします。
序章
[ 予想外な干渉 ]
当初の構成
CPU:コレ
MEM:hynix DDR3-1333 2GBx2 センチュリーマイクロ製
M/B:MSI 870A-G54
電源:シルバーストーン 600W
ケース:3R THE ONE
1月2日に組み始める。最初は順調に取り付けも進み、チップセットヒートシンクの干渉もなく問題なく取りつけ。
しかし、予想外な場所で干渉することとなる。マザーボードをケースに組み込み、NOFANのクーラーを取り付けようとしたところ。電源とクーラーで干渉。
電源がケース上部に搭載されている旧型のケースであったため、上のスペースがあまりなく約1cmの干渉が発生。無理矢理入れる事も難しいためconecoに指示を仰ごうにも休み・・・。
ど…どうする俺…。
しばらく考えた、ケースに入れられないのではどのみちテスト後使えない。せっかくならケース内に入れる事の出来るマザーボードを探そうという結果に至る。
第2章
[ 中々見つからない ]
ケース内に入れられるようにするにはソケットのネジからマザーボードの端までの距離が3cm以上ある必要がある。またチップセットヒートシンクの高さは約5cm以内に収まるものでなければならない。
予備のマザーボードとして用意していたAsRock 890FX Deluxe3はフェーズ側のヒートシンクに高さがあるため干渉してしまいそれどころではなかった。
AsRockのシリーズはヒートシンクの高いものが多くそこで注意が必要となる。MSIに限らず他メーカーではソケットのネジからマザーボードの端までの距離が短いものが多く、ケース上部の電源にぶつかってしまう。
そして色々と調べた結果、比較的簡単に見つかったのがこの3種類。
ASUSで使えそうなもの。
CROSSHAIR V FORMURA 拡張スロットよりで3.5cm以上ある。
M5A97 PRO 3.5cmのスペースあり。
M5A97 EVO PROと同じレイアウト。
そして一番手ごろだったASUS M5A97 PROを購入。
第3章
[ 位置はピッタリ・・・だが・・・ ]
早速帰宅後、取り付けを開始する。だがしかし、問題はまだあった。
取り付け位置は理想的すぎるほどの位置でほぼ中心位置にクーラーが搭載出来るため、干渉もない。また、拡張スロットも一番上は潰れるが元々その位置にはなく2番目にPCI ExpressX16があるためグラフィックボードも難なく搭載出来る。(背面にヒートシンクがあるグラフィックボードは例外。)
そしてソケットがAM3でなくAM3+のソケットになる。よく見ると、ネジ穴の設計が微妙に違う。
AM3+は約2mmほど凹んでいる。そのため、そのままNOFANの支柱を取り付けようとするとスペースが開いてしまいシッカリと固定する事が出来ない。
そのため、MSIのAM3ソケットを流用。なんとか固定する事が出来た。最悪スペーサーをかませば回避する事も出来る。
余談だが、付属のグリスの使用感を確認するため実際に使用してみた。正直、塗りにくい。
終章
[ 1.2Vの壁 ]
取付も色々と問題はあったが無事完了。
最終的な構成は以下の通りである。
CPU:コレ
CPUクーラー:NOFAN CR95-C
MEM:AMD Memory Entertainment Edition 4GB (※センチュリーマイクロ製のものだとマザーとの寸法ギリギリのためか、入りにくく交換)
M/B:ASUS M5A97 PRO 970+SB950チップセット
G/B:MSI GeForce G210
HDD:Seagate 500GB
電源:シルバーストーン 600W
ケース:3R SYSTEM THE ONE
実際に起動させてみると音はフロントの吸気と、電源のファンの音が聞こえる。そしてHDDの音が目立つことになった。そして温度変化を見ると、大型のクーラーらしいというべきかかなり緩やかな上昇となった。
そのため30分以上の時間をかけて温度変化が±1度になるまでチェックしている。
残念ながら室温が安定せず上昇気味になってしまったため各測定時の温度も書いている。
低電圧化にはASUSのソフトウェアユーティリティであるTURBO Vを使用。デジタルVRM制御であるDIGI+は安定重視に調整している。
オート(デフォルト)電圧 アイドル [画像1]
室温 15.4度
電圧 1.02V
温度 25度
消費電力 57W
低電圧化 アイドル [画像2]
室温 16.7度
電圧 0.84V
温度 27度
消費電力 57W
オート(デフォルト)電圧 高負荷 [画像3]
室温 15.1度
電圧 1.368V
温度 42度
消費電力 108W
低電圧化 高負荷 [画像4]
室温 16.1度
電圧 1.2V
温度 39度
消費電力 93W
高負荷時で見ると 温度-室温をしたとき
オート 26.9
低電圧 22.9
約4度、温度が低くなっています。低電圧による効果はあると言えるでしょう。ただアイドル時の消費電力はあまり違いがなかったのはTURBO Vが全体の電圧を並行して下げるため、アイドル時の電圧も下がってしまいます。ですが、安定性を保つための制御が働いているようです。
削減したワット数 15W
デュアルコアでこれだけの消費電力が下げられたのは中々上出来だと思います。ただ1.2V以下に落ち込むと映像が飛んでしまったりして動作しようとするものの最終的にはフリーズします。
そのためクロックを変化させずに電圧を下げると1.2Vが限界となるようです。
以上レビューでした。
最後に低電圧化と、マザーボードの部品変更は自己責任となりますので、ご注意ください。
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