某HPにて本製品単体での国内販売が開始されたのを見て、翌日即秋葉原に出向いて購入しましたが……正直なところ失望ばかりでした。
《包装》包装はビニール袋系のパッケージとなっていて、その正面には
『90CFM』『19dbA』の文字が書かれています。
《内容物》内容物はいたってシンプルで、ファン本体の他はケース固定用ビス四本とペリフェラル(大)⇒ファン3Pin変換ケーブルが付属しているのみとなっています。
《外観》外観についてはこれまでの他社及び自社製品とは異なり、フレームがグレア系ブラック(一般的なファンはノングレア系、LEDファンではクリア系が主)となっていて、羽については
GentleTyphoonのように大きく湾曲した羽の9枚構成となっていて、羽の色は半透明のグレー系となっています。
《LED》LEDですが、本製品では外周フレームの固定穴付近に埋め込みとなっています(画像2の赤丸位置)
これについては製品によってはただホットボンドで付けただけ、みたいな製品もあったりしますが、こういった丁寧な仕事は好感が持てます。
《性能公称値》性能公称値についてはパッケージでは
90CFMを謳っているのですが、
HPでは
69.69 CFMと大きく隔たりがあり、こちらは問題点だと言えます。
その他のスペックとしては回転数が2000rpm、騒音値が19dbAとなっていますが、電流値はLEDファンなだけあってか
0.35Aと少し高めです(ちなみに
GentleTyphoon(D1225C12B3AP-13)で0.034A、
NF-P12で0.09A、
風丸(SY1425SL12M)で0.19A )
《実性能》性能ですが……こちらについては
CoolerMasterの
Hyper-Z600の紹介ページで使用されているのを見て性能を期待していたのですが、正直なところ期待外れでした。
CPUクーラーについては
Hyper-Z600(片面・両面)及び
NF-C12Pで試したのですが、
NF-C12Pに付属していた
NF-P12よりも
遥かに五月蝿く、冷却性能についても
最大回転時ですら同等以下(0~+2℃)という結果に終わりました。
唯一の救いとしては、LEDの発光が従来製品のように派手々々しく発光するのではなく大人しめで涼しげな発光をする、というところでしょうか。
結論ですが、はっきりと言うと公称値はまるで当てにならず性能重視であれば問題外な製品ではありますが、LEDファンのような発光アイテム好きであれば買いかも、といったところです。
《8/13追記》conecoさんの登録ショップでは初期入荷分だけで取り扱いを止めたのか、既に取り扱いをしている店舗は無くなったようですね。
一応取り扱い店舗が完全に無くなった訳ではないようですが、それもどうも在庫のみの扱いが強そうです。
やはりHPでの性能表記とパッケージの性能表記が違うのが引っかかったんでしょうかね?
ファンとしての性能は凡百といった感じですが、光モノとしてみればまずまずな製品ではあったんですけどね。