RADEON HD4850のVGAクーラーをリファレンスの物から
DuOrbへと交換した際にVRMチップよりも外側(ケース前面に来る側)にある小さいチップにも別途用意した
CL-C0026を取り付けたのですが、動作中に触ってみたところ思いの外熱くなっていた為に心配になり(GPU-Zを見る限りではそれでもリファレンスクーラーよりも低かったみたいだが)、単価が高いのを承知で同系統製品で一番性能の高そうだった本製品を購入しました。
まず注意するポイントですが、該当箇所のチップの大きさ・配列を考慮すると少なくとも
14mm角である事が条件となるのですが、こちらは
本製品を除くと
CL-C0026の他はワイドワーク製の汎用クーラー
ASK14-07、そして本製品に非常に酷似した
Swiftech製MC14というヒートシンクしかありません。
こちらに関しては13mm角ともなればもう少し種類が増えるのですが、その場合は僅か1mmとはいえチップに接触しない部分が出てくる為にお薦めしません。
まず外見ですが、それぞれ下記に分類されます。
・BMR-C1
銅製円柱型・円柱数25本・H=14mm
・MC14
銅製円柱型・円柱数16本・H=14.5mm
・ASK14-07
アルミ円柱型・円柱数36本・H=7mm
・CL-C0026
アルミ製フィン型・フィン枚数6枚・H=8mm放熱部の形状についてはCL-C0026のみがフィン型となっていますが、こちらについては良し悪しだと思うので省きます。
まず本製品に酷似した
MC14ですが、こちらは高さが本製品よりも0.5mm程僅かに高い事を記述していますが、円柱数が16本と本製品よりも9本少ない状態となっています。
これについては本製品よりも円柱の強度があるように見えますが、本製品の円柱が弱くてすぐに曲がってしまう、という事は特にありませんし、円柱同士の隙間も十分に開いていて風通しの面でも問題ありませんので、単価が同じである以上は
MC14を選択する理由は殆ど無いかと思います(取り扱いも
オリオスペックさん以外では見かけませんし)
また本製品も同様ですが、HD4850にDuOrbを取り付けたところメモリチップとDuOrbのヒートシンク部の隙間が
8mmしか無かった為、交換するVGAクーラーの形状によってはメモリチップへの使用ができません。
次に
ASK14-07ですが、こちらは高さが7mmと半減しているもののアルミ製とはいえ円柱の数が36本と多いのですが……店頭で商品を見たところ円柱同士の隙間がかなり狭く、風通しが悪い為にあまりお薦めはしません。
また、製品単価にしても
CUSTOMさんの販売リストを見る限りでは1つ250円で熱伝導テープ無しと8個入ながらテープ付きで780円の
CL-C0026と比べるとコストパフォーマンスが悪いです。
そして
CL-C0026ですが、こちらは先に書いているように8個入りテープ付きで780円と非常にコストパフォーマンスは高いのですが、放熱部の表面積で劣る点の他に
テープが最初から貼り付けてあるものの貼り付け方が雑でテープが斜めを向いている物も多くあったりするので良し悪しといったところです(本製品は大きさ・貼り付け方共に丁寧でした)
ただし、高さが8mmというのはDuOrbを使用するのにギリギリ可能な高さでもありますので、DuOrb付属のチップシンクの高さが4mmしかない事を考えるとDuOrbのチップシンクの変わりにメモリチップへ貼るのも良いかもしれません(当方では
ZALMAN製ZM-RHS1を使用してはいますが)
以上本製品を含めた4製品の比較を行いましたが、結論としては『懐に余裕があれば
BMR-C1、そうでなければ
CL-C0026』に分けると良いかと思います。
《7/17追記》箱の中をよく見ると、この手の製品としては珍しくちゃんとしたマニュアルが付属されていました。
英語表記の為に少し見難いところはありますが、取付時の注意事項として
『取付時は6秒押さえ付ける』という記述があります。
実際に他社製品と比べると単に取り付けただけでは粘着力が弱くすぐに外れてしまうので注意が必要です(説明書通りにちゃんと押さえ付けてやれば簡単には外れなくなります。
これについてはもし動作中に外れてしまった場合、直下の拡張ボードの上に落ちて傷が付く(銅製である事を考えると短絡等による破損が起こる可能性が大)ので要注意です。
ちなみに本製品の取り付けに使用されているのは
CL-C0026のような普通の両面テープのような代物ではなくゲルシートのような物(厚み0.5mm)となっています。