R30-D4

[ベアボーンPC]FOXCONN/フォックスコン

R30-D4

購入価格:未記入 購入日:2010年11月 購入店:PCパーツ長者

みんなの評価みんなの評価:4.0 / 5.0 (5商品レビュー)

►レビュー数:5 ►ブックマーク数:3

ニャンコせんせぇさんの評価

満足度:4 star rating

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『PCパーツ長者:追記』コストパフォーマンス良く静かなPC

とても静か・省エネ・汎用パーツの流用が可能・ケース本体に放熱効果あり

あまり冷えない・PCIスロット真横に電源吸気口

組込みの様子など
アイドル時の状態 動画再生時 いっつも邪魔するのはコヤツじゃ!!
【2010.12.14 追記】
・追記レビューを投稿したのでリンク先追加

『ケースファン追加&他のM/Bを載せて比較してみた』

【2010.11.26 追記】
・文中の補足と修正を追記(1ヶ月後のレビュー追記は別途行います)。

【conecoからのおしらせ】PCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」はこちら

今回PCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」でお借りする事になりました『R30-D4』のレビューになります。

関係者の皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

******************************************************************

本製品はIntel製CPUであるAtomD525搭載済のマザーボードD52Sと150W電源が付いているベアボーンキットになります。パソコンとして動かすためにはこれに合わせて【DDR2-667/800MHzのメモリモジュール】と【5.25インチサイズの光学ドライブ】、そして【3.5インチHDD】に【OS】が必要となります。いきなり何から何まで自分で揃えて自作を…というのには抵抗があったり、既に自作を長くしていて手元に余っているパーツを活用してもう一台こさえたいという方に。

説明書には写真つきで組込み順序が丁寧に日本語で書いてありますので、迷うことなく組み込むことが出来るようになっています。

さて、今回の応募理由は、実家のpcがPentium世代のままでランニングコストもかさむうえに高熱を出すためファンがいつもうなりをあげてうるさい、インターネットブラウジングなども重くなってきて買い替えたいという話があったため、プレゼントしたいなぁと。
パソコンに疎い両親の使用用途は年賀状印刷やインターネットブラウジング、ソリティアくらい。なら、スペックはAtomでも問題なしだろうということで、季節に合わせてぐんぐん冷えてきた懐具合を踏まえて応募させて頂きました。

では、さっそく見ていきましょう。

[仕様]
詳細は製品サイトでご確認ください。

[構成]

付属CPU:(Intel Atom D525)
付属M/B:D52S←Foxconn製マザーボード
メモリ:CFD W2U800CQ-2GL5J(PC2-6400 CL5 2GB)
光学ドライブ:LITEON IHAS324-27
HDD:日立 HDS721010CLA332(7200rpm 1TB)
付属カードリーダー:SD/MMC・SmartMedia・MSMS Duo・CompactFlash対応
付属電源:FSP150-50GLT 150W


メモリ以外は既に手元にあったものを流用。

■エアフロー

ケースをゲットしたらお約束のドライアイスの出番です( ー`дー´)キリッ
動画の最後におまけとしてありますので、お暇なときにでもどうぞw
そもそもローエンドモデルなので、ケースファンもなくエアフローは見えないだろうなとは思っていましたが、本当に見えませんでした\(^o^)/
ドライアイスがまさに霧散した瞬間でしたww

[吸気口]
サイドパネルに開けられた10cm四方の格子状の隙間がメインの吸気口となっている。
説明書にはオプションで90mm25mm厚ファンが搭載可能となっているが、ネジ穴が空いていないため付けたい時には自力で穴を開ける必要がある。

[排気口]
排気ファンはケース自体にはなく、電源のファンがケース内部の空気を吸って排気することで賄われている。ドライアイスによると、I/Oパネル脇の排気口からは視認出来ず、電源からの排出が微弱にあるくらいで内部に熱が篭りやすくなっている。温度については後述。

■ケース構成品

-マザーボード-

・Foxconn製D52S…Mini-ITX:基板サイズ 170mm×170mm
すでにCPUはAtomD525が搭載済み。

-ドライブベイ-

本体から取り外し可能でカードリーダー(装着済)と5.25インチベイ(空き)が1つずつある。

-フロント I/O-

*USB2.0ポート:×2
*マイク&ライン出力:×2
*eSATAポートは無し

-拡張スロット-
マザーボードに搭載されている機能だけでなくさらに機能を追加したい場合には、マザーボード上のスロットに拡張カードを挿し込むことで増強が可能。PCIが1つで、ロープロファイル(背が低いもの)のみ対応。

-内蔵電源-
ケース内部から吸気して背面から排気するタイプ。150W

1・サイドパネル
10cm四方の吸気口があり、唯一の外気取り入れ口となっている。

2・本体内部
電源は底面配置で、カードリーダーが下側。HDDは前寄りに設置する。

3・前面ABS樹脂製パネル
本体フレームにフックだけで固定されている。表面は鏡面加工で指紋が目立ってしまうため、組込み作業時には保護ビニールをつけたままにしておくと良い。カードリーダー&光学ドライブのトレイの出入口があり、開閉スイッチを押すことでトレイが出入りするようになっている。
電源スイッチ(青LED)は上面に、リセットスイッチは銀色帯の前面端子の並びにある。
HDDアクセスランプは赤LED。ちなみに上記スイッチ類は汎用製品なので交換が可能。

■自前で用意するもの
基本的に搭載されているマザーボードの規格に合ったものを準備します。
また、マウス・キーボード・モニタも別途必要となります。

-メモリ-

規格:DDR2-DIMM(デスクトップ用) 周波数は667か800MHzのもの

ファミ○ンのカートリッジと同じようにざくっと挿し込むアレです。
何の疑いもなくデルPCから流用しようとしたらDDR2-533だったためBIOSすら起動せず。
動画撮影時のメモリはその533MHzのもので、この組立て後に起動しなくて数日悩みました(;´∀`)
今更ながら周波数が足りないとダメなことに気が付き新しく買うはめになりましたorz
ご利用は計画的に( ー`дー´)キリッ

-HDD(Hard Disk Drive)-
規格:3.5インチ

2.5インチ製でもマウンターかませばもちろん使えますが、せっかく3.5インチ分のスペースが空いているので、手持ちの余り物を使うか、初めてHDDを買うという方は3.5インチの1TBがもう5000円以下で手に入るのでさくっと買ってしまうのが良いと思います。

-光学ドライブ-
規格:5.25インチ

マザーボード自体がブルーレイには対応していないので、DVDドライブになります。
先述したドライブベイを外して、付属ネジ6ヵ所で留めればOKです。

-マウス・キーボード-
PS/2コネクタとUSB接続のものが使えます。

-モニタ-
VGA(ミニD-Sub15ピン)対応のものが使えます。

■付属品
・マザーボード説明書1部…15ヶ国語(日本語・英語・トルコ語・イタリア語・ポルトガル語・ポーランド語・フランス語・スペイン語・オランダ語・ロシア語・ハンガリー語・中国語(繁体字&簡体字)・韓国語・アラビア語)
・ベアボーン取付説明書1部…同上
・マザーボード用デバイスドライバCD-ROM
・ネジ(光学ドライブ用ミリネジ8本・HDD用インチネジ)
・SATAケーブル15cm&20cm計2本差込済
・電源コード1本

■組込
大まかな流れは以下の通り。
動画で紹介していますので、お時間のある方はどうぞ。。

[ハード面(プラスドライバー必須)]
①サイドパネルを外す
②フロントパネルを外す
③ドライブベイを外す
④メモリを取り付ける
⑤HDDを取り付ける(精密プラスドライバー必須)
⑥光学ドライブを取り付ける

あとは外したものを元通りに組み直します。

[ソフト面]
※メモリテストをする必要があればこの段階でフリーソフト「memtest86+」を焼いたCD-ROMを挿入してテストします。

①OSインストール
②デバイスドライバのインストール(これがないとまともに動きません)
③セキュリティソフト導入(インターネットに繋ぐ前に)
④Windows OSの場合はupdate(セキュリティパッチをあてる)

これでひと通りの準備は完了となります。
うまく動いたら、自分の好きなソフトなどを導入して実際の使い心地を確かめてみます。

■使用感

実際に使ってみての状態を記してみます。
BIOSでの電圧やファン回転数などはいじらずデフォルト値のままにしてあります。
消費電力(モニタ含まず)は「ワットチェッカー」、温度はモニタリングソフト「HW Monitor」と非接触型温度計で測っています。

(参考:アイドル状態)
消費電力:33W
温度(室温20℃):CPU= 40℃/ M/B= 39℃
CPU使用率:0%

●インターネット●
使用ソフト:Firefox3.6.12/Google Chrome Plus/Internet Explorer6.7.8
どのソフトもページ移動で待つことなくスムーズな動きでブラウジングはストレス全くなし

消費電力:33~35W
温度(室温20℃):CPU= 40~43℃/ M/B= 39~41℃
CPU使用率:3~10%

●動画視聴●

使用ソフト:フリーソフト「VLCメディアプレイヤー」
市販DVDソフトを光学ドライブに入れての再生はコマ落ちもなし

ワンポイントメモ
PowerDVD8での再生だと本編までの広告が飛ばせずに長々と流れるうえにアップグレードやら登録やらが毎回ポップアップで出てきて面倒ですが、VLCならすぐにトップメニュー画面にいくので、私はこちらを常用しています

消費電力:40~42W
温度(室温20℃):CPU=43~45℃/ M/B=41~43℃ /ケース表面29℃
CPU使用率:8~20%

***************************************
★注意点

・eSATAポートがない

→外付けHDDケースを使いたい時にはUSB2.0接続のものかLAN経由のものになります。

・カードリーダーにカバーがない
→殆ど使わない私のような人間にはスロットを何かでカバーしてホコリの侵入を防ぐ必要がありますね。

・縦置きスタンドは固定式じゃない
→スライド式で開いてから挟み込む固定方法なので、前後の動きに弱い。

**************************************

■良い点

○:非常に静か
→CPUファンが3350rpmくらいで回っていても十分静かです。

○:電源LEDが上部にある
→正面だと明かりが眩しい時があるが、上向きなら眩しくない上に押しやすい。

○:HDDの熱がケース表面へ逃げている
→非接触型温度計によると、HDDの真裏が一番温度が高く(30℃前後)、外側に行くに従って冷えていくことから筐体自体が熱を拡散する役目を担っているのが確認出来ます(HDDの金属面がケースに直接触れている)。ファンが少なく密閉型ということを考えると静音化しつつ放熱効果をあげる手段として功を奏していると言えるでしょう。

○:スイッチケーブル類が1つのコネクタになっている
→あのミリ単位サイズで挿しづらいことで有名なフロントパネルコネクタケーブルがなんとひとまとめになっています。つまり、USBピンヘッダに挿し込むUSB端子ケーブルコネクタと同じく1つのコネクタ形状になっていて、しかも既に挿し込まれた状態で出荷されています。USBピンヘッダと同じように規格統一さえしてくれれば…!マザーボード側さえ規格統一してくれたら、既存のものにはASUSが採用しているような変換コネクタを使うことで、どんなケースにも対応可能のはず。
【2010.11.26 追記】
ちなみにMINIX 890GX-USB3を載せてみましたが、このコネクタでもバッチリ使えました(^ω^)


■気になる点


△:ファンがCPUクーラと電源にしかない
いくらCPUが低消費電力型atomとは言え、温度が40℃を超えるとなると冷却面に不安を覚えてしまうのは確かです。ためしに120mm25mm厚ファンを入れてみたらサイドパネルの吸気口の位置にすっぽりハマるスペースがあったので、うまく固定さえ出来れば静音ファンを取り付けることで温度低下が期待できそうですね。貸与期間が終了したら改造してみたいと思います(^ω^)

△:HDDをかなり動かさないと中に設置できない
→設置するのに斜めにしたり、スライドしたりと動作が多いのは、振動が大敵のHDDにとっては致命的とも言えるかと。出来ればフロントパネル側から挿入出来る仕組みにして欲しかったかも。


△:HDDを取り出しにくい
→一度入れてしまうと取り出すことがかなり難しいです。…というか取り出せません\(^o^)/


△:前面端子ケーブルがじゃま
→HDDを取り付ける際に、出っ張っている部分が引っかかって出し入れに大変な労力が必要となってしまっています。自作初心者には鬼門となりそうな箇所と言えるのではないでしょうか。


【2010.11.26 追記】
上記3件の文面はあくまで購入時のそのままで前面端子部分の固定ネジも外さずにHDDを入れた場合の感想になります。しかしながらこの前面端子部分はネジ1つで本体フレームに固定されているだけで、このネジを外せば簡単にHDDを出し入れ出来ます。というわけで、上記文面は不適当だと感じたため取り消させて頂きますm(__)m

△:フロントパネルのハメ込み精度が甘い

→ハメる時にカチリとかいう音もないくらい弱く、ハマった感がありません。サイドパネルをはめれば大丈夫なのですが、外れやすいのは困りますね。

△:PCIスロットの真横に電源吸気口がある
→この吸気ファンの位置がPCIスロットの真正面なので、拡張カードを挿した場合にエアフローにかなり影響があるかも知れません。手元にロープロファイルのPCI拡張カードがないため未確認ですが。

■まとめ

ベアボーンキットとしての利点や注意点はウィキペディアなどをご覧頂くとして、本製品は思いのほか使えてビックリです。インターネットやメール、動画の再生などであれば十分期待に応えてくれる性能でした。通常運用時が50W以下なので150W電源で十分まかなえています。OSはLINUXなど無料のものを使いつつパーツの流用を前提として考えれば、14000円弱でもう一台組めるということになるので、コストパフォーマンスに優れていると言えるのではないでしょうか。
すでにメーカー製PCがあるご家庭でも、規格が合えばモニタ・マウス・キーボード・HDD・メモリなどの流用が可能ですので、格安でPCを新調したい方などにこういったベアボーンキットは向いていると思いますよ。

【conecoからのおしらせ】PCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」はこちら
2010/11/21 17:01

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