Nine Hundred Two V3 (NINEHUNDRED TWO-V3)
【PCパーツ長者】Antecケースに初挑戦!900の最新版!
高い冷却性能、特にHDD冷却。ファンコン付き。アクリルウィンドウ。裏配線が楽に出来る。
奥行きがちょっと短いかも。ツールレスではないこと。
こちらのレビューは「PCパーツ長者」の体験レビューです。
今回はAntecのロングセラーとなっているAntec製ゲーミングケース“Nine Hundred”の最新モデル
「NINEHUNDRED TWO V3」をお借りして体験レビューをさせていただくこととなりました。
提供してくださったリンクスインターナショナル様並びに体験レビューを任せていただいたconeco.net様、
そして関係者様の皆様にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
■■■■■追記 3月9日■■■■■
追記レビューを投稿しましたので、もしよろしければご覧下さい!
このレビューでは入りきらなかった動画を追加しています。
また気づけなかった事とCM690との比較をまとめました。
追記レビューはこちらをクリックして下さい!
http://club.coneco.net/user/12338/review/58199/
AntecのPCケースは今まで一度も使った事がなく、以前から気になっていました。
特に定番とも言えるNINE HUNDREDの最新モデルがPCパーツ長者で募集されていたので迷わず応募させていただきました。
「CM690」(初期)からの変更ですがCPUカットアウト、裏配線、HDDの冷却、アクリルサイドパネルなど
魅力的に思える機能が充実しているので、体験レビュアーに選ばれて本当に嬉しいです!
Antecケースが初なので、的外れな意見があったりするかもしれませんがご容赦ください。
さて今回のレビュー内容ですが、以下の内容で送りしたいと思います。
①「NINEHUNDRED TWO V3」について
本製品のスペックや特徴(ギミック)をじっくり確認。
②組み立て
組み立てやすさや裏配線など組み立てる最中で気づいたことなどを確認。
③HDDの温度について
CM690で少し弱点だったHDDの冷却能力を検証。CM690と比較します。
④ケース内温度
冷却性能の高いケースだと思いますので、ケース内のいくつかの場所の温度を検証。
⑤騒音について
本製品は結構穴が開いているので騒音はどうなのかを検証。ファン速度を変更した状態でも確認。
本文には対応した動画の開始時間を横に付け加えている点があるので是非参照してください!
動画をYouTubeにアップロードしました。長すぎたので分割して2つの動画になっています。
ブログにてまとめて掲載しておりますので、もしよろしければご覧下さい。
http://tomoji2.blog11.fc2.com/blog-entry-149.html
■「NINEHUNDRED TWO V3」の印象
Antecケース初体験という事でワクワクします。
サイドがアクリルパネルというのは光りもの好きな私にはとても嬉しいです。
フロントベイが9スロット全部5.25インチベイというドライブベイシステムは使いやすそうだなと思いました。
フロント全面がメッシュなので通気性が良さそうで冷却性能の高さが伺えます。
また搭載ファン全てがファンコン付きなので、
冷却重視も静音重視も自由にユーザーが選べるのはユーザーにとって嬉しいです。
色々使いやすく便利なギミックがケースに搭載されているので
「なるほど、ロングセラーだけあるな」と納得させられました。
サイドパネルの厚さはCM690と同じくらい薄いです。まあペラいかな?
ただケースの作りはしっかりしているので、剛性は高そうです。
■「NINEHUNDRED TWO V3」の概要
主な特徴
・ 強力な冷却性能と拡張性能を備えたゲーミングPCケース
・拡張スロット×8搭載で3WAY-SLIに対応!
・USB 3.0対応、CPUカットアウト、水冷ホール搭載 !
・2.5インチストレージデバイスに対応した NINEHUNDRED TWO V3
「NINEHUNDRED TWO V3」の仕様
・サイズ:218(幅)×493(奥行き)×474(高さ)mm
・重量:約11.5kg
・対応マザーボード:ATX/MicroATX/Mini ITX
・5.25インチベイ:9(最大)
※5.25インチドライブベイを全て使用した場合、3.5インチベイの使用はできません
・3.5インチベイ:1(最大)
※5.25→3.5インチドライブベイ変換マウントを使用します
・3.5インチシャドウベイ:最大6(HDDゲージ×2)
・2.5インチシャドウベイ:1(最大)
・拡張スロット:8
ファン構成
・フロント:TRICOOL 120mm LEDファン×2
(1200rpm/25dBA/39CFM~2000rpm/30dBA/79CFM)回転数は自由に調整
フロント部にボリューム式ファンコントロール機能付き
・リア:TRICOOL 120mm LEDリアファン×1
(1200rpm/25dBA/39CFM~1600rpm/28dBA/56CFM~2000rpm/30dBA/79CFM)回転数は左の3段階
背面部にファンコントロールスイッチを搭載
・トップ:TRICOOL 200mm LEDトップファン×1
(400rpm/24dBA/83CFM~600rpm/27dBA/108CFM~800rpm/30dBA/134CFM)回転数は左の3段階
背面部にファンコントロールスイッチを搭載
・サイド:120mm×1(オプション)
・ミドル:120mm(オプション) ×1
※ミドル120mmファンを増設する場合、HDDゲージを1個使用します。
・付属品
ネジ一式
5.25→3.5インチドライブベイ変換マウントとパネル
マニュアルなど
2.5インチを固定するためのゴムとネジ
■「NINEHUNDRED TWO V3」のギミック
①自由拡張性ドライブベイシステム 4分57秒
ドライブベイは5.25インチベイが9スロットとなっていて、普通のケースとは違います。
HDDの搭載には専用のHDDゲージを使います。HDDはゲージ2つ搭載されています。
HDDゲージを移動させたり、外したりできるので、自分の好きなように自由に設置できます。
②HDDゲージ 6分00秒
1つのHDDゲージにHDDを3つ設置でき、1つのHDDゲージは5.25インチベイを3スロット分使用します。
HDDゲージには1200mmのBLUE LEDファンが搭載されていて、
前面のつまみでファンの回転数を1200rpm~2000rpmで自由に調整できます。
そしてHDDゲージの前面にはエアフィルターが装着されていて、取り外しが簡単にできるので掃除が楽そうです。
しかしHDDゲージの固定は手回しネジで、ちょっと取り付け取り外しが面倒かなと。
できればネジ止めの他に9スロット全てがツールレスで固定できればな~と思います。
また片方のHDDゲージにはミドルファンブランケットがあり、
HDD後ろにファンを搭載する事ができます。
しかしファンブランケットを装着している場合はHDDを搭載できません。
ここをもうちょっと改良して、HDDを搭載していてもミドルファンを装着できればいいなと思いました。
③ファンコントロール 17分05秒 動画では音も収録
「NINEHUNDRED TWO V3」には4つのファンが搭載されていますが、
その全てがファンコントロール機能を備えています。
これは本当に大変便利です!
2つある120mmフロントファンは前面につまみがあり、これで1200rpm~2000rpmに自由に回転数を調整できます。
120mmリアファンはL(1200rpm)M(1600rpm)H(2000rpm)と3段階で回転数を切り替えできます。
200mmトップファンはリアファンと同じようにL(400rpm)M(600rpm)H(800rpm)と3段階で切替えでき、
またトップファンはBLUE LEDのON/OFFの切替えもできます。
いずれのファンコンもケース外に設置されているので、ケースを開ける必要なく、
簡単にアクセスできるのが良いです。
またファンコンが標準装備されているので、ファンコンを新たに購入する必要が無く、嬉しい機能です。
静音重視や冷却重視などバランスを考えて使用できるます。
ファンコンが搭載されているので4つのファンの電源はペリフェラル4pin接続です。
④サイドアクリルパネル 3分50秒
サイドパネルには大型のウィンドウが搭載されていて、光ものを存分に楽しめます。
またサイドパネルに120mmファンを取り付け可能です。
このファンの取り付けはネジを使わないツールレスで、爪に引っかけて固定します。
この固定方法は最初は爪の部分が折れそうで怖かったですが、
慣れてくると結構楽で、簡単に付け外しできるので便利です。
エアフィルターも搭載されていて、ホコリやチリの進入を防げますし、
ファンを外さずにエアフィルターを付け外しできるので、掃除も楽です。
⑤裏配線 13分28秒
裏配線というのは私にとってなくてはならない存在です。
もちろん本製品も裏配線が可能です!
電源横に穴一つ、上段・中段あたりに穴が一つずつ、
そしてCPUカットレイアウト(マザーボード)の上の部分に細長い穴があります。
穴の配置が素晴しいと思います。
またケーブルタイが2つ標準装備されているので、本当に綺麗に配線できます。
今回私が組み込んだ時はモッコリせずにサイドパネルをはめられました。
まあまあな裏配線スペースがあると思います。
⑥その他の特徴
ケーストップに小物などが置けるトップトレイがあるのでちょっとしたものを置けて便利です。
CPUカットアウトはCM690にはなかったので、
CPUクーラーの交換にはマザーボードをケースから外さなければならなかったのですが、
本製品だと楽にCPUクーラーの交換ができそうです。
2.5インチストレージデバイスをケース下部に1基搭載可能です。
固定にはノイズ吸収シリコングロメットを採用。
フロントにはUSB 3.0対応ポートが搭載されています。
(今回私が取り付けるマザーボードにはUSB 3.0がないので今回は使用していません)
そしてオールブラック塗装です。内部も黒いのが好きなので大変ありがたいです。
リアのスロットカバーが穴あきっていうのも良いポイントです。
電源は下置きですが、下に吸気穴がないのでファンは上向けにしか設置できないのは少し残念です。
■組み立てについて
動画にて組み立ての全過程を撮影しましたので、是非ご覧下さい!7分25秒あたりから!
組み立てた感想としては組み立てやすかったです!
裏配線ができるので、綺麗に組み立てることができました。
ケーブルタイが標準装備なので、楽に裏配線できます。ケーブルを束ねるだけでも違いますからね。
「ケースにはフロントパネルがある」と思い込んでいた私には少し驚きましたが、
案外無い方がいいかもしれませんね。フロントパネルは硬かったりしますから・・・
ただ「もうちょっと奥行きが長ければな」と思いました。
フロントベイパネルがケースにネジで固定しているので、光学ドライブなどを取り付ける際は
いったんネジを外してまたネジで固定するというのがちょっと面倒なのと、
HDDゲージの手回しネジもちょっと面倒なので「ツールレスがあればな」と思いました。
あとトップファンにケーブル(ファンやファンコン)が接触しないように注意してください。
特にファンコンのケーブルっぽいものは最初から接触していましたので避けないと。
それ以外には何の不満もありません!
はっきり言ってこのケースを気に入ったのでかなり厳しめにレビューしちゃいました。
メンテナンス性
フロント・サイドファンに装備されているエアフィルターが取り外しができて掃除できます。
ただフロントファンについてはHDDゲージを前に出さないといけないのは面倒かもしれません。
ケース内部は奥行きが少し短いですが、まあ狭くはないと思います。
サイドファンの交換は楽そうです。
フロントは1段以外はエアフィルターが付いているので、(1段は光学ドライブなど使うので無くてもいいかな)
ホコリやチリの進入を防げるのが良いです。
HDDの交換はちょっと面倒かもしれません・・・
まだ組み立てたばかりなので気づかない点もあると思うのでまた気づけば追記したいです。
■HDDの温度について
CM690では少しHDDの冷却が弱点だったので、このケースではどうなのか検証しました!
AntecのケースはHDDの冷却が強いってイメージなので結果が楽しみです。
CM690はHDDは横置きで、風の通るスペースがあまりなかったのですが、
本製品はモロに風が当たりますし、冷えそうです!
室温はサイズの「どこでも温度計2」を使い計測。
HDD温度は「HWMonitor」で計測しました。
起動から約30分ほど経過した時のHDDの温度を計測しました。
「CM690」のフロントファンは標準搭載の1200rpmです。
「NINEHUNDRED TWO V3」には下段のHDDゲージの上と下に「CM690」と同じ配置でHDDを設置しました。
また「NINEHUNDRED TWO V3」のフロントファンはつまみで1200rpmに設定しています。
■CM690
室温:14.3℃
Seagate ST3500410AS:14℃
SAMSUNG HD502HI:22℃
■NINEHUNDRED TWO V3
室温:14.5℃
Seagate ST3500410AS:10℃
SAMSUNG HD502HI:17℃
いやいや・・・冷えすぎでしょ!?
驚いてしまいました。
やはり本製品はHDDが相当冷えますね!
夏でも安心して使えそうです。
■ケース内温度について
冷却性能が高いケースなので気になるのはケース内温度です。
計測場所は
・CPUクーラーに近いケース中央辺り
・HDDの後ろ辺り
・ビデオカードと電源の間辺り
以上の3つです。
上記の一番右の写真の右下に設置場所を赤丸で囲っていますのでご参照ください。
ファンコン「KM01-BK」の温度センサーを上記の3つの場所に設置して
ケース内温度を検証してみました。
室温はサイズの「どこでも温度計2」を使い計測。
ケースにファンコンが搭載されているのでLOWとHIGHの2通りで検証しました。
■LOW
室温:14.8℃
・CPUクーラーに近いケース中央辺り
18.3℃
・HDDの後ろ辺り
16.4℃
・ビデオカードと電源の間辺り
16.4℃
■HIGH
室温:14.8℃
・CPUクーラーに近いケース中央辺り
17.3℃
・HDDの後ろ辺り
15.4℃
・ビデオカードと電源の間辺り
16.4℃
うん、冷えています!フロントの2つのファンが効いてると思います。
LOWでも充分に冷えている印象がありますが、これはまだ今が寒い冬だからかな?
暑くなってきたときにLOWとHIGHでどれ程違うか検証してみたいですね。
■騒音について
最初は全てのファンをファンコンでLOWに設定してみましたが、
想像していたよりうるさくなく、ビックリしました。
静音重視のケースと比べると音はすると思いますが、冷却重視のケースにしては静かだと思います。
特にCM690はサイドに2つファン用穴があったので静かになった感じがします。
ただファンコンでHIGHにするとかなりの騒音があります。
冷却性と静音性を考えてファンコンで設定できるので選択肢があって良いと思いました。
※ビデオカードのファンの回転数は「nTune」で30%まで落としています。動画中でも。
■総評
良いケースだと思います。
レビュー内でも述べているようにいくつか改善して欲しい所もありますが、
魅力的なギミックやデザインの良さ、冷却性能の高さで非常に好みのケースです。
冷却性能でいうと「CM690」も高いですが、
弱点だったHDDの冷却が「NINEHUNDRED TWO V3」では圧倒的に冷えるので
満足なアップグレードができたと思います。
今までHDDは横置きのケースしか使ってこなかったので、このケースの冷却力には本当に驚きました。
ファンコン付き、エアフィルター付きなのが本当にグッときました。
標準搭載されているファンが高性能なので、お得感があります。
サイドパネルがアクリルウィンドウ付きというのもかなり良いです!
Antecケース初体験だったのですが、非常に印象が良いので、
ケースを買うときはAntecのケースを候補に入れたいと思います。
最後までお付き合い本当にありがとうございました。
BGMはファルコム音楽フリー宣言により使用させていただいています。
http://www.falcom.co.jp/music_use/
■検証PC構成
【CPU】Intel Core i5 750
【CPUクーラー】Xigmatek AegirSD128264
【マザーボード】GIGABYTE GA-P55-UD3
【PCケース】Antec NINEHUNDRED TWO V3
【メモリ】KHX2000C9AD3T1K2/4GX
KHX1600C9D3LK2/4GX
【HDD】Seagate ST3500410AS
SAMSUNG HD502HI
【光学ドライブ】LG GH20NS10
【ビデオカード】PGTX260+-OC/896D3/GE
【電源】AcBel ATX-607-CA-AB8FB
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更新履歴
・動画を修正しました。(2月13日)
・動画をYouTubeにアップしたお知らせを追加しました。(2月13日)
・追記レビューを投稿したので、そのお知らせを追加しました(3月9日)
55人中、54人のユーザーが、このレビューを「役に立つ」と投票しています。
[データ更新日時:2012/05/22 15:20]
最安値¥7,980
平均価格:¥12,477
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カッコイイケース 
冷却性、裏配線が楽チン
サイドアクリルパネルと天板の黒プラスチックが傷つきやすい
プリンさん2011/08/22 19:19
私がこのケース買ったのが5月末で、8540円でした。初めての自作をして最近やっと満足いく仕上がりになってきたので、レポしてみ ...[続きを読む]
期待していた割には… 
デザイン、ペラくはない
付属品の詳細不明、オーディオ端子、とってつけた感丸出しのUSB3.0、HDDケージ
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