ZM-VE300SL Silver (ZM-VE300SL)

[ドライブケース/ハードディスクケース]Zalman

ZM-VE300SL Silver (ZM-VE300SL)

購入価格:未記入 購入日:2012年2月 購入店:体験レビュー

みんなの評価みんなの評価:4.0 / 5.0 (4商品レビュー)

►レビュー数:4 ►ブックマーク数:5

しょんさんの評価

満足度:5 star rating

価格
デザイン
転送速度
静音性
堅牢性
  • レビュー本文表示幅
  • レビュー本文表示幅【狭い】
  • レビュー本文表示幅【広い】
  • 文字サイズ
  • 文字サイズ【中】
  • 文字サイズ【大】

速いだけじゃない。付加機能が便利なHDDケース

仮想ドライブ機能、USB3.0対応

説明書で説明しきれてない

このレビューはconeco.netの体験レビューです。

Zalman ZM-VE300SL Silverは仮想ドライブ機能を搭載したUSB3.0対応のポータブルHDDケースです。
USB3.0対応の外付けHDD製品やHDDケースは種類が増えてきましたが、仮想ドライブ機能まで搭載した製品はまだ珍しい。というか初めて見ました。
さらにHDDケースにモニタとスイッチが付いていて簡単にISOファイルを切り替えられるということで、使い勝手も良さそうで是非使ってみたいと思いレビューに応募しました。

そういうわけで今回の体験レビューではZM-VE300SL Silverの特徴であるUSB3.0の高速性と仮想ドライブ機能に重点を置いてレビューしていきたいと思います。



ZM-VE300SL Silverの仕様
インタフェース:USB3.0対応 最大5Gbps (USB2.0、USB1.1互換)
対応ドライブ :2.5インチ SATA HDD/SSD
        パッケージにSATA1、SATA2対応と書いてあるので恐らく最大3Gbpsまで
外形寸法   :135.3(L) × 78.6(W) × 13.1(H) mm
        9.5mm厚のドライブに対応しており、12.5mm厚のドライブは入らない
サポートOS  :Windows 98/ME/2000/XP/VISTA/7、Mac OS、Linux
付属品    :ケース本体、ポーチ、USB3.0ケーブル、マニュアル、ユーティリティCD、ネジ、ドライバー



HDDの組み込みについて
HDDをケースに入れてネジを止めるだけなのでとても簡単です。
ネジは4本付属していましたが使用するのは2本だけ、残りは予備でしょう。
組立工程を動画レビューにしました。(動画 0:45~)



LCDモニタとジョグスイッチについて
ZM-VE300SL SilverにあるLCDモニタには現在の状態や設定変更のためのメニュー画面が表示されます。
LCDモニタに表示されるアイコンは外付けHDDのモード(ODDモード、HDDモード、デュアルモード)、書き込み禁止のON/OFF、仮想CD/DVDのマウント状態、仮想HDD/FDDのマウント状態、PCとの接続状態(USB3.0/USB3.0)がひと目でわかります。
メニュー操作を行うジョグスイッチはケース側面についています。HDDを入れているので安定した机の上などに置いて操作したいところですが、そうすると操作しにくいです。クリックしたつもりでも押し間違ってメニューの上下移動をしてしまうことがあります。



バックアップ機能について
ケースの上部(USBコネクタと同じ面)にバックアップボタンがあります。
Backup UtilityのBackupの項目よりバックアップ元フォルダとバックアップ先フォルダを設定して、さらにSettingの項目よりAutomatic BackupをONにした状態でケース側のバックアップボタンを押すと対象ファイルが自動でバックアップされます。
Automatic BackupがOFFの場合はBackup Utilityの表示されるだけでファイルのコピーまでは行われません。



仮想ドライブ機能について
ZM-VE300SL Silverの仮想ドライブ機能は大きく分けて2種類あります。
ひとつがODDモード(オプティカル ディスク ドライブ モード)でCD/DVDのイメージファイルをマウントできます。
もうひとつがHDDモード(仮想FDDもこちらに含まれてます)で、付属のユーティリティで作成した仮想ドライブをマウントできます。
仮想ドライブをマウントするには外付けHDDのルートディレクトリに_isoフォルダを作成して、その中に仮想ドライブファイル、CD/DVDイメージファイルを保存している必要があります。
マウントはLCDモニタとジョグスイッチ操作で行います。

この辺に関する説明書の記述はあまりなく「仮想ODDを使うにはisoファイルを_isoフォルダに配置する必要がある」としか書いてありませんが、試した感じだと仮想HDDを使う場合も_iso下に配置する必要がありそうです。

USB電源さえ入っていればOSが起動していなくても使用するISOファイルを切り替えられるので、緊急時のリカバリやOSインストール用としても使いやすい機能であると思います。

高機能の割に説明書の記載内容が少ない点が気になりました

その他、使ってみてわかった仕様を下にまとめました。
・仮想HDD/FDDはBackup Utilityで作成できる
・Backup Utilityで作成可能な仮想HDD/FDDの種類はフロッピーディスク、リムーバブルディスク、固定ディスクの3種類(画像3 左上→右下)
・仮想ディスク(CD、DVD、HDD、FDD)をマウントするためにはポータブルHDDのルートディレクトリ直下に_isoフォルダを作成してその中に置かなければならない
  例. X:¥_iso¥cdimg.iso
・仮想CD/DVD(.isoファイル)は1度に1個だけマウントできる
・仮想HDDは1度に複数個マウントできる
・仮想CD/DVDと仮想HDDと仮想FDDは同時に複数種類マウントできる(画像2)
・仮想HDDのマウント中はBackup Utilityから仮想HDDの作成ができない
・仮想CD/DVD、仮想HDD/FDDのマウントはジョグスイッチ操作による対象ディスクの選択とクリックによる決定で行う
・仮想CD/DVDのアンマウントはジョグスイッチのクリックで行う
・仮想HDD/FDDのアンマウントはジョグスイッチによるメニュー操作(Advanced-Umount)にて行う
 この操作をするとマウント中の仮想HDD/FDDは全部アンマウントされる



HDDドライブとしての性能について
FUJITSU MJA2500BH(500GB, 5400rpm)を使ってUSB3.0接続、USB2.0接続、HDD単体SATA接続の条件で転送速度を比較してみました。

                : USB3.0   : USB2.0   : SATA
Sequential Read        : 90.558 MB/s : 34.473 MB/s : 90.652 MB/s
Sequential Write       : 81.443 MB/s : 30.068 MB/s : 88.517 MB/s
Random Read 512KB     : 36.451 MB/s : 22.212 MB/s : 36.975 MB/s
Random Write 512KB    : 44.308 MB/s : 29.865 MB/s : 45.262 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 0.482 MB/s : 0.463 MB/s : 0.480 MB/s
Random Write 4KB (QD=1) : 1.111 MB/s : 0.977 MB/s : 1.032 MB/s
Random Read 4KB (QD=32) : 0.559 MB/s : 0.535 MB/s : 1.124 MB/s
Random Write 4KB (QD=32): 1.008 MB/s : 1.027 MB/s : 1.001 MB/s


USB3.0とSATA接続ではほぼ変わらない速度が出ています。
Random Read 4KB (QD=32)だけはSATAのスコアが2倍になっています。NCQの効き方の違いでしょうか。
USB2.0はやはり遅いですね。
計測結果は画像1の右下にあります。


仮想CD/DVDドライブの性能について仮想DVDにWindows7にSP1を統合したISOファイルをマウントしたDVRP-U8Eと、そのISOファイルを焼いたDVD-RWをDVRP-U8EというポータブルDVDドライブに入れて速度を比べてみました。
比較方法はNero CD-DVD Speedでの計測とWindows7 SP1統合DVDを使ったOSインストール時間です。

Nero CD-DVD Speedの計測結果は画像1にあります。
DVRP-U8EのテストではDVD-RWの内周から書き込まれた3.65GB分を読んでいくので速度(緑線)はStart:3.31倍からEnd:7.51倍に上昇していき平均3.31倍となりました。
DVDの回転数(黄線)は一定です。
ZM-VE300SL Silverの仮想DVD USB3.0接続では500GBのHDDに3.65GB書き込まれたファイルを読み込むだけなので速度(緑線)はStart:63.53倍、End:64.01倍のギザギザしながら横方向へ進むグラフになりました。
回転数(黄線)は実際の回転数ではないのであまり気にする必要なさそうです。
USB2.0接続にすると転送速度が落ちるのでグラフもUSB3.0に比べて下がります。


Nero CD-DVD Speedの比較だと実際の使用感が全然わからなかったのでWindows7 SP1統合ディスクを使いインストール時間を計測しました。
インストールディスクからのブートが始まって、デスクトップ画面が最初に表示されるまでの時間を計測しました。

インストール元:ZM-VE300SL Silver+MJA2500BH、DVRP-U8E
インストール先:HDS728080PLA380 (7200rpm 80GB)

結果は以下のようになりました。
 USB3.0:14分21秒
 USB2.0:13分13秒
 DVD-RW:19分25秒


USB2.0がUSB3.0より1分以上早く終了しています。USB3.0からのインストール時には最初の方にUSB3.0ホストコントローラーとUSB3.0ルートハブのドライバを要求されてそのインストールに1分10秒くらい余計に掛かっていますが、その分を差し引いてもUSB3.0とUSB2.0ではインストール時間が同程度というのはちょっと意外です。DVDと比べると5~6分も早くなりました。
インストール先に使ったHDS728080PLA380はシーケンシャルリード・ライトで60MB/sくらいしか出ない古いHDDなので、もっと高速なドライブにしたらまた少し違う結果が出るかも知れません。
どちらにしてもWindows7ではUSB3.0 ドライバを要求されるのがめんどくさいので、DVDイメージをコピーする際はUSB3.0接続を使い、インストールするときはUSB2.0接続にするのがベターな感じがしました。
Windows8になればドライバ用意しなくても良いんじゃないかと思います。
が、Windows 8 Developer Preview 64bitのイメージをUSB3.0で起動しようとしたらstartingだかloadingだかで固まってしまい進みませんでした。これでは速度比較に使えそうになかったのでUSB2.0は試していません。



まとめ
この体験レビューに応募した時に期待していた仮想CD/DVD機能とUSB3.0の転送速度には大満足です。
さらに仮想HDD/FDDまで扱える機能があった点は予想以上でした。
上の方でも触れましたが取扱説明書に全ての機能の使い方が書ききれてないような点がちょっと残念です。
もしかしたらまだ気づいてない操作方法なんかがあるかもしれません。
バックアップボタン長押ししてたらPlug OUTって表示されてPCから切り離されたりします。
同じ機能を持った3.5インチ用のケースがあれば使いたいという人も多いんじゃないかと思います。



追記(2012/3/13)
1ヶ月程度使用しての追記です。
初回レビュー時にはHDDを使用していましたが、手元にKingstonのSSD SNV125-S2/30GBがあるので入れ替えてみました。…が、相性ってことで片付けるしかないような状況で困っています。

ZM-VE300SLとSNV125-S2/30GBの組み合わせで起きている問題はUSB3.0接続して使用しているとほぼ100%の確率でディスクを見失うことです。
PCに接続した時点では普通に認識してファイルコピーなんかもできているんですが、数分経つとPCからはドライブが見えているがファイルの作成やコピーをするとアクセスできない状態に陥ります。
WindowsからUSBデバイスの取り外しをしようとしてもアクセス中でNG、ZM-VE300SLのジョグスイッチ操作も効かない状態になります。

同じZM-VE300SLにSNV125-S2/30GBの組み合わせでもUSB2.0接続だと問題なく動きます。
最初のレビューで問題が起きていないようにHDDを組み込んでいる場合にはUSB3.0/USB2.0どちらも問題が起きていません。
余ってるSSDが他にないので検証しきれていませんが他の方のレビューではSSDでも問題なく動いているようなので製品同士の相性ってことで一時諦めて使用可能な組み合わせで使おうと思います。

2012/4/22更新
マザーボードに搭載されているUSB3.0コントローラ(µPD720200)のファームウェアバージョンを3.0.2.1.0、ドライバをNEC Electronicsの1.0.20.0にしたところ安定しました。

ZM-VE300SLのファームウェアアップデート(変更前:830だか831→変更後:870)と、マザーボード側のUSB3.0チップのドライバアップデートは試してみましたが効果はありませんでした。
ZM-VE300SLのファームウェアはZALMANのサイトよりダウンロード可能で、ZM-VE300SLを接続してダウンロードしたプログラムを起動してアップデートボタンを押すと更新されました。

USB3.0はまだUSB2.0ほどの安定性はないのかなぁというのをちょっと感じました。手持ちのUSB3.0対応機器が少ないので問題点の切り分けもあまりできないです。


【conecoからのおしらせ】coneco.net体験レビューサービスはこちら
2012/02/08 21:20

閲覧者(912

コメント(2

33人中、32人のユーザーが、このレビューを「役に立つ」と投票しています。

ぐらんさん

しょんさん

初めまして、ぐらんと申します。

体験レビューの当選、おめでとうございます。

実は、私も当該製品のレビューに当選しておりまして、
数日中に投稿を予定しております。

このレビューは、動画も掲載されており。
解りやすく、とても参考になりました。
もう負け負けな感じです。

動画で、組み立てネジが小さくて、てこづる感じ良かったです。
取り扱い説明書に於いて、商品の機能が説明不足な感じも同意見です。

私が、この商品を理解し、使いこなすのには、
まだまだ時間が掛かりそうです。


以上、思ったままにコメントさせていただきました。
これからも、素晴しいレビューに期待しています。


                      ぐらん

投稿日時:2012/02/10 00:21

しょんさん投稿者

ぐらんさん、はじめまして

ネジ小さいですよね。ネジ穴にちゃんとセットできないし
ドライバーも細くてうまく回せないです。
間にデジカメを置いて手を伸ばして作業してたので余計に苦戦しました。

ぐらんさんもこの製品のレビュー作成中とのことなので楽しみしてます。

投稿日時:2012/02/10 21:16

コメントを書く
するとコメントの投稿、レビューの評価、運営管理者への通報をすることが出来ます。
まだ会員登録していない方は、こちらのよりお手続きください。
 送 信

ZM-VE300SL Silver (ZM-VE300SL)

[データ更新日時:2012/05/21 19:20]
最安値¥4,870
平均価格:¥5,581

価格比較リスト

※購入前に、必ず注意事項をお読み下さい。

ZM-VE300SL Silver (ZM-VE300SL)のその他のレビュー新着順

初期不良交換中・・・評価:2.0 / 5.0

仕様としては欲しかった機能そのもの

仕様に満たされる動作ができずらい

ななこっち★さん2012/05/11 09:23

このレビューは、coneco.netの体験レビューではありません 欲しかったあの商品が・・・・・本当に欲しかった商品であったにも関 ...[続きを読む]

仮想ドライブが思ったより便利評価:5.0 / 5.0

仮想ドライブ機能

特になし

wahanlyさん2012/03/14 21:17

以前から興味はあったのですが、今回coneco.netさんの方から頂いたので試用する事が出来ました。ありがとうございます。体験レビ ...[続きを読む]

仮想ドライブに強み、おしゃれに使えそう。評価:5.0 / 5.0

他の製品に無い機能。

付属ツールが充実したら、もっと評価高くなる。

ぐらんさん2012/02/11 00:08

このレビューはconeco.netの体験レビューです。 ZALMAN ZM-VE300 SILVER のレビューです。この製品は、2,5インチサイズのストレ ...[続きを読む]

このレビューまたはこの商品に関連するツイート  

Twitter上の関連するツイートを抽出したものであり、(株)ベンチャーリパブリックが管理するものではございません。

Facebookでconeco.netの最新情報をチェック!

- PR -

購入に際してのご注意

  • coneco.netは価格比較サイトです。商品を取り扱う販売店ではありません。
  • 当サイトに掲載されている情報は常に正しい情報(価格・スペック等)を掲載できるよう心掛けておりますが、まれに誤った情報を掲載する可能性がございます。
  • 当サイトに掲載されている商品の画像について、正誤に関しては保証いたしかねます。
    ご購入前に必ずメーカーサイトや購入先のショップでご確認ください。
  • 当サイトに掲載されている送料について、ご購入前に必ず購入先のショップでご確認ください。
  • 購入前に必ずメーカー・各販売店で正確な情報をご確認ください。
  • 当サイトに掲載されている価格情報は、必ず「更新日時」も踏まえたうえでご参考ください。
  • 当サイトを利用して生じた損失・損害等、いかなる不利益も当社は保証いたしかねます。あらかじめご了承ください。免責事項
  • 価格等の間違いにお気づきの場合は、お手数ですがお問い合わせページからご連絡下さい。
  • ポイントパーク ボタンをクリックして『coneco.netポイントパーク』経由で購入するとPontaポイントが加算されます。
  • ポイントパーク ボタン以外のリンクをクリックした場合Pontaポイントは加算されませんのでご注意ください。
  • 複数回購入される場合は、その都度 ポイントパーク ボタンをクリックしてショップで購入してください。
  • 〔ガイド〕coneco.netポイントパークとは?   〔よくあるご質問〕ポイントの獲得について

ネット通販をご利用の際の注意点