VIERA TH-L37C3
お手頃な37型IPS液晶テレビ
基本性能や価格に対する画面の大きさ
強いて言えば、普及機に多くを期待してはいけません
去年の8月頃に、32型の液晶テレビをモニタ用途として購入し特に問題なく使っていたのですが、何となくもう少し大きな画面が欲しいかなと思ってしまったのがそもそもの始まりでした。
37型ともなると、メーカさんも様々な機能をいわゆる付加価値を上げた上でそこそこの値段で売るのですが、この機種に関しては普及機として機能を割り切り、大きさからすればかなり手頃なそれとなります。
先述したようにモニタ用途として選んでいる手前、機能を削って安価である方がありがたいと言うことであまり悩まずにこの機種へと落ち着いたと言うことです。
そんな訳でテレビ本来の機能はあまり使い込んでいませんが、何かの参考になればと思いレビューをさせていただきます。
-画質-
IPS液晶を搭載していると言う前置きをしつつも、液晶の味付けとしては彩度や光度がそこそこに強調された物で、第一印象としては「明るくて鮮やか」と言った感じです。
また、動きが少ないもしくは静止画に近いと言った、例えば青空の元で咲き乱れる桜や、深い緑を背に清流が流れる様子を映し出す自然番組では、高い彩度が功を奏してか鮮やかな印象を、また、2倍速機能と言う液晶が持つ残像感を軽減させる機能が搭載されていることもあり、動きの激しいカメラや選手が忙しなく動くサッカーや野球の中継などではそれがない液晶と比べ尾を引くような残像が低減されていると実感できました。
ただ、残像はあくまで低減であって解消はされておらず、このあたりはまだプラズマディスプレイに軍配が上がるかと思います。
そして、黒の表現は見比べてみるとやはりプラズマディスプレイの方が自然で、同じ映像ソフトでも黒による奥行きの違いが感じられました。
ちなみに、2倍速液晶による残像感の低減は確かに視認出来るのですが、尾を引くような残像が分身の術のような残像へ変わる感じ、もっと言えば「水彩絵の具が水で暈されるのが尾を引くような残像」で「描いたそばから消えていく水彩絵の具の点描が分身の術のような残像」と言ったところなのですが、うまく伝わるかは・・・。
-使いやすさ-
テレビを見ると言う本来の用途においては、リモコンによる直感的な操作を出来る作りになっているかと思います。
番組表や選局などの反応も一定の速さは確保されているので、その辺の操作性も問題ないかと思います。
また、使い方が分からない場合でもテレビ本体へ組み込まれた電子取扱説明書を参照出来るほか、ネット回線への接続が必須ではありますが、オンラインでも各種操作方法を参照出来るようです。
ただ、少し触ってみると本体側の性能に依存しているのか、軽快な操作感は期待できないようでした。実際の動きは映像でご確認ください。
-機能性-
パソコンのモニタ用途で選んだため、あまり真剣に比較した訳ではないですが、テレビ本来の機能のみを追及していますから、上手く纏まっていない最上位機種にありがちなごてごて感はありません。
ただ、そう言った贅沢機能を満載したテレビを、プラズマではありますが所有している身からすると、少しばかりの物足りなさがあるのも否定出来なかったりします。
-デザイン-
いわゆる薄型テレビにありがちな意匠ですが、無駄に存在感があるということもなく、長く付き合うと言う点では良いのではないでしょうか。
枠もこのサイズでは標準的なものですが、上下左右ともに大よそ同じ幅であるのと、上下で角に取られた円弧の半径を変えてある所為か画面サイズはあまり意識させられませんから、圧迫感は殆どありません。
-価格-
このモデルの後続となる「~C5」が2012年2月に発売予定ですから、末期モデルであるのと、元々普及機と言う性格があるにしても、現在の市場価格はお得を通り越して原価は幾らなのかと考えてしまうほど安価です。
また色作りに賛否両論はありますが、IPS液晶でこのサイズとお値段ですから、試しに買ってみてもそう損はない気がします。
-総評-
「お手頃で大きな画面のテレビをお探しなら是非。1台目には物足りなくても2台目には最適です。」と言ったところでしょうか。
特筆するほど機能として突出した部分はないものの、価格帯にあわせ込む様に組み込まれた機能はよく考えられており、非常によく纏まったテレビかと思います。
機能満載のテレビが欲しいのであれば、上位機種を選んで貰おうといった感じで、この価格でこの機能と言ったお買い得感は薄いですが、特に2台目以降に少し大きなサイズが欲しい場合には打って付けではないでしょうか。
ただ、モデル末期であり、次の「~C5」ではUSBによる外付けHDDへの録画に対応すると言う事で、録画機能が欲しい方はそちらを購入されたほうが良いかと思う一方で、その機能を搭載したしわ寄せか同じ37型に搭載される液晶が「IPSαパネル」から「IPSパネル」へ実質下げられるため、液晶だけに限って言えば今のモデルのほうが良いのかも知れません。
また、HDMI端子の接続口が1つしかなく、沢山の機器をぶら下げる予定の方は切替気を別途購入されるか、上位機種を検討されたほうがよさそうです。
ちなみに、私は切替気を別途購入し、パソコン、PS3、そしてXBOX360を切り替えて運用中です。
そして、薄型テレビの宿命か、やはり音声に関しては必要十分な域を抜け切れていないとも感じました。
もっともパソコン用のスピーカーへ接続する形でテレビの音は出力していますが、拘る方は最初から外付けを検討されると思いますのでそう問題にはならないかと。
と言うことで色々と書いてきましたが、通常に使う分であれば価格の安さも相まって満足度は高いのかなと思います。
皆様の楽しいお買いもの、その参考になれば幸いです。
23人中、23人のユーザーが、このレビューを「役に立つ」と投票しています。
[データ更新日時:2012/05/21 18:20]
最安値¥42,732
平均価格:¥58,188
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パソコンのモニタとして 
IPSα、2倍速液晶、フルHD、LED。ここまで素晴らしい機能を搭載しながらも3万弱で購入可。
激しく縦にスライドする動画は稀にカクつく。かなりヌルヌル動くのでちょっとした欠点が気になってしまう。
紫苑さん2012/02/29 19:49
PCモニタとして購入致しました。27インチから37インチに乗り換えです。流石、国産メーカー。申し訳ありませんが、今まで使って ...[続きを読む]
嫁の実家用に購入 
値段がお手ごろ,超省エネ!
HDMIは1個のみなので,利用者を選ぶ
ともさん2011/05/08 18:10
仙台在住のものです。3月11日の地震で,以前ご両親にプレゼントした液晶テレビが落下し液晶がわれてしまったため,これを買い ...[続きを読む]